2008年6月15日 20時17分更新
岡山県の歴史や文化についての知識を問うご当地検定、「岡山文化観光検定」が岡山市で行われ、参加者たちが最も難しい1級の試験に臨みました。
「岡山文化観光検定」は岡山県の歴史や文化について楽しく学び、その魅力を広く伝えていく人材を育てようと、岡山商工会議所が3年前に始めました。
15日は検定の4つの階級のうち、最も難しい1級の試験が初めて行われ、すでに2級の試験に合格している主婦やタクシーの運転手など140人余りが参加しました。
試験の問題は、岡山藩主の池田家の歴史に関するもののほか観光名所として知られる倉敷市の美観地区や総社市の鬼ノ城に関するものなどさまざまで、知識の正確さを図るため、選択式よりも記述式の問題が多くなっています。
試験は100点満点で、80点以上をとると合格することになっていて、参加者たちは真剣な表情で問題に取り組んでいました。
検定の合格発表は来月22日に行われ、合格者には賞状や記念品が贈られることになっています。