岡山放送局

2008年6月15日 20時17分更新

防犯の情報誌を創刊


岡山県は、防犯活動に取り組んでいる自主パトロール隊に活動の参考にしてもらおうと、県内の犯罪の動向などをまとめた情報誌を創刊し、配布を始めました。

「安全・安心通信」と名付けられたこの情報誌は、地域で防犯活動に取り組んでいる自主パトロール隊などに役立ててもらおうと岡山県がつくったもので、A4版の大きさで県内の犯罪の動向などがまとめられています。

この中では県内の犯罪の件数は去年は2万9000件余りで減少する傾向にあるものの、さらに犯罪を抑止するためには県民1人1人が「地域の安全は地域で守る」という意識を持つことが大切だと記されています。

そのうえで、子どもの登下校の時間帯にあわせて買い物や掃除などをしながら「おはよう、おかえり」とあいさつをすることや、地域の人たちが通学路や公園をチェックしてゴミや落書きをなくすことが犯罪を防ぐうえで効果的だとしています。

岡山県によりますと県内では、ことし4月現在で、590の自主パトロール隊が活動しているということで、県ではこれから年に4回情報誌を発行して、活動を支援したいとしています。