岡田地区まちづくり推進協議会が主催する「菖蒲まつり」は、倉敷市立岡田小学校西側の菖蒲園で行われました。4年前に整備された300平方メートルの池には、白、紫、ピンク、黄色など20種類およそ500株の花ショウブが見ごろを迎えています。今年で4回目となる菖蒲まつりでは、幼稚園児や小学1年生がお菓子やお茶を運んで訪れた人をもてなすこども茶席が設けられたほか、そうめん、たこ焼き、おこわ、かき氷などのバザーも行われました。また、美しい花ショウブが咲く池の前の特設ステージでは、住民有志による大正琴、傘踊り、ハーモニカや和太鼓演奏などが繰り広げられ、にぎわいました。
米作りプロジェクトとして行われているこの催しは、田植えから稲刈りまで1年通じて稲の成長を学ぶもので、去年から実施されています。連島町の水田にはエフエムくらしきのリスナーなど、あらかじめ応募のあった130人が集まりました。参加者らは米栽培農家の井上登さんからイネを植えるときの注意を聞き、さっそく田んぼに足を踏み入れました。田んぼには目印のついた田植え綱が両側から張られ、参加者らは赤い印にそって1本ずつ丁寧にイネを植えていきました。田植え体験会には倉敷市の伊東香織市長も飛び入り参加し、子どもたちと一緒に田植えをしました。植えたイネは10月に全員で刈り取り、11月には餅つきをして食べることになっています。
電卓の特性をいかして、計算の正確さや速さを競う「国際電卓技能競技会岡山県大会」には、県内の小学3年生から一般まで65人が参加しました。この大会は、電卓技能の向上と計算技術の振興を目的に、毎年倉敷市で開催されています。7回目の今年も、小学生の部、中学生の部、高校・一般の部に分かれて競技が繰り広げられました。競技は個人総合と種目別で行われ、個人総合では、4分間のかけ算、わり算、5分間の見取り算の合計点で競い合いました。参加者たちは、日ごろの練習の成果を発揮しながら左手で電卓のキーをたたき、真剣な表情で競技に臨んでいました。