最終更新:2008/06/16 02:59

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND報道2001新報道プレミアA

東京・秋葉原の無差別殺傷事件から1週間 多くの店が「客足はかなり減った」

東京・秋葉原の無差別殺傷事件から、15日で1週間となる。事件を受け、35年間続いた歩行者天国が、15日から中止となった。
秋葉原の現場では、事件のあった午後0時半、献花に訪れる人が黙とうをささげた。
東京・秋葉原で、加藤智大容疑者(25)がトラックで通行人をひいたあと、次々と刺し、7人が死亡した事件から、15日で1週間。
ほぼ毎週、秋葉原を訪れていて、事件直後も現場の交差点で救護にあたった定田英和さんは、「地獄絵図でしたね。頭から多量の出血がみられました」と話した。
定田さんは、トラックにはねられ交差点に横たわっていた藤野和倫さん(19)と川口隆裕さん(19)の傍らに寄り添っていた。
定田さんは「駆け寄って、『大丈夫か』とか『頑張れ』とか言いました。(反応は?)全然なかったですね...」と話した。
一方、15日午後、毎週日曜日にボランティアで清掃を行っている人たちが、秋葉原駅前で1分間の黙とうを行った。
秋葉原タウンマネジメントの関 幸子さんは「(事件があった先週は)雨(の予報)が70%ということでしたので、中止をさせていただきました」と話した。
参加者は「ちょうど集合時間にあたるので、(やっていたら)危なかったかもしれないですね」と話した。
そして、日曜日の秋葉原名物である歩行者天国が中止になった。
15日から当面の間、歩行者天国が中止となり、中央通りには車が行き交っている。
35年間続いた秋葉原の「ホコ天」が消えたことについて、専門店の人は「人は減りましたよね。全体的に、怖いという感じで来ないんですよね」、「ちょっと寂しくなる感じはありますかね」と話した。
秋葉原の多くの店では、事件後1週間で「客足はかなり減った」と口をそろえた。

(06/15 18:31)


[ high / low ]

「社会」の最新記事

最新記事