(2008年6月15日 16時37分)
世界各地で難民などへの医療援助をしている「国境なき医師団」の活動を伝えるイベントが、15日福岡市で開かれました。 イベントでは、アフリカ・スーダンの現状や活動の様子が上映されました。 国境なき医師団は、各国の医療関係者およそ5000人が世界各地で、紛争や災害に見舞われた人々に対する医療援助を続けています。 15日は、スーダンとイエメンで活動した福岡市出身の医師、萩原麻美子さんが講演し、多くの難民が船で海を渡る過程で命を落とすことや、現地での医療の様子を報告しました。 萩原さんは、「世界で起きていることに関心を持って、助けを必要とする人に何ができるか考えてほしい」と話していました。 |