「リッター１８０円？　出光、６月後半の卸値１．７円値上げ」の記事詳細：イザ！

記事本文

　出光興産は１０日、６月１６日～３０日に出荷するガソリンなど石油製品の卸価格を１日～１５日に比べ１リットル当たり１．７円値上げすると発表した。原油高と円安に伴って上昇した調達コストを反映する。出光は昨年５月から卸価格を月２回改定しており、６月前半の９．５円の値上げ分と合わせて１カ月の上げ幅は１１．２円となる。
　出光は、ニューヨーク市場などの原油価格が最近も急上昇していることから、７月前半に出荷するガソリンの卸価格は１リットル当たり５円程度値上げする可能性があるとしている。石油情報センターによると、６月２日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は１リットル当たり１７１．９０円と調査開始以来の最高値を付けている。７月も値上げが続けば、レギュラーガソリンの店頭価格が１リットル当たり１８０円に迫る可能性もありそうだ。

記事タイトルまで戻る