(cache) 特異な動機形成、明らかに ネットが唯一の「居場所」
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  •  秋葉原の無差別殺傷事件から1週間、献花台で手を合わせる人たち=15日午後、東京・秋葉原

    特異な動機形成、明らかに  ネットが唯一の「居場所」

     7人が殺害され、10人が重軽傷を負った東京・秋葉原の無差別殺傷事件は15日で1週間。ネットを唯一の「居場所」としていた派遣社員加藤智大容疑者(25)の特異な動機形成の過程が次第に明らかになってきた。警視庁は目撃情報などにより襲撃状況の再現を急ぎ、加藤容疑者を殺人容疑で再逮捕する方針だ。

     「人生に疲れた」「リストラに不満」「両親とうまくいっていない」。万世橋署捜査本部の調べに対し、加藤容疑者は家族や職場への不満を次々に供述、社会への敵意や疎外感のうっせきが事件につながったとみられている。

     「携帯は生活の一部」と話す加藤容疑者の携帯電話サイトには、供述を裏付けるおびただしい書き込みがあった。2月以降だけで5000件に上り、捜査本部は動機解明に欠かせない資料としてサイトのシステムを開発した会社にも協力を依頼、全量入手と分析に全力を挙げる。

      【共同通信】

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