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東京電力、“ゆで蛙”たちの「最後の楽園」

東京電力、“ゆで蛙”たちの「最後の楽園」
格付けB 不良企業予備軍
 「そんなん知ってたら行くかよ、と思いました」。東京電力に、事務系枠で入社した中堅社員がそう回想する。入社以来、検針業務が3年近くにも及んでいたからだ。研修の一環として短期間ならまだしも、とても有名私大卒の自分がそのような単純業務を3年もやるとは予想だにしていなかった。「入社後、最初に配属先を言われたときは、まあ1年だったら、と思っていましたが、3年は長かった。でもそれがこの会社では普通のことで、今でも5年間やる人だっているんです」

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【Digest】
◇大卒でも「検針3年当り前」の世界
◇技術系部署には社内ランクがある
◇「理屈ではない世界」の配電
◇下積み5年は人間関係が大変
◇「ほかから買わないでください」という営業
◇配電を避けて一生東電がオススメ
◇院卒社員、死を覚悟した1日のスケジュール
◇殴る、蹴るが横行する研修
◇労基署の指導で残業代300万貰った社員も
◇「あのままいっても1千万円貰えちゃう」
◇福利厚生施設が書き込まれた“電話帳”
◇子会社、外注先に天下る

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仕事の内容【やりがい / キャリア】
◇大卒でも「検針3年当り前」の世界
 2008年4月、東京電力に入社したのは800人弱。うち大卒以上が約270人で、事務系98人、技術系176人だった(会社発表)。例年、7対3か6対4で技術系が多い。
 ほとんどの新入社員は、支社に配属となる。「支社」というのは、「営業センター」と並ぶ顧客対応の末端現場組織で、埼玉県なら10支社、神奈川県なら8支社ある。各県に1つある「支店」の下の組織だ。つまり、東京・内幸町にある本店−各県の支店−支社の3階層となっている。

 支社は200〜300人の組織で、さらにグループ分けされている。「総務」、「料金」、「技術サービス」、「営業」(窓口)、「法人営業」、「お客様サービス」、そして配電系×4(配電保守、配電設計、工事管理、制御)といったところで、それぞれにグループマネージャーがいる。

 大卒事務系は、通常、「料金」グループの検針・集金担当か、「営業」グループの事業者向け担当、「技術サービス」グループの訪問サービス員としてキャリアをスタートさせることが多い。

 通常の個人宅を回るような検針業務は、一般的にはアルバイトの人などがやっていると思われがちだが、実は準社員扱いで、ボーナスも数十万円出るなど、それなりの処遇を得ている。正社員が担当するのは、それよりも少し難度が高い検針、そして集金だ。

 すなわち、高層ビルの屋上で検針場所が危険だったり、暴力団系のお客さんでそれなりにイレギュラーな事態が予想されたり、といった場合である。また、自家発電をしていて計算が複雑な顧客に対しても、正社員が行く。


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