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　「週刊モーニング」の人気マンガの主人公・島耕作が、作中で社長に就任したことを記念して13日、文化放送の特別ラジオ番組「社長就任記念　DJ島耕作の阿久悠リクエストパレード！」に“出演”。初のDJを務めた。

　「島耕作」は、課長時代の83年に連載が始まり、その後、「部長」「常務」「専務」と昇進に合わせてタイトルも変更。5月29日発売号で社長に就任し、新連載もスタートした。番組は8月に一周忌を迎える作詞家の阿久悠さんをしのぶ内容で、島社長の声はアニメ「タッチ」の新田役や「美味しんぼ」の山岡士郎、「サイボーグ009」のジョーなどを演じてきた井上和彦さんが務めた。作者の弘兼憲史さんも納得の人選だという。

　番組は、8月に一周忌を迎える作詞家の阿久悠さんをしのぶ内容で、井上さん演じる島は「阿久さんが世に出た70年代は団塊の世代が社会に出て行った時期と重なる」と思い入れを語り、「今日はあまり出しゃばらず阿久さんの素晴らしい音楽を届けようと思います」と控えめなナビゲートに徹していた。

　また、番組では、フリーアナウンサーの中井美穂さんや文化放送の三木明博社長らからの社長就任を祝うメッセージも読まれた。【渡辺圭】