筑前町いじめ自殺 最終報告
「息子の最後の言葉をくんで頂いた」冷たい風に雪が降る自宅前で父親が報道陣に語りました。福岡県筑前町の三輪中2年の男子生徒自殺問題で、調査委員会が最終報告書をまとめました。13回の会議を経てまとめられた最終報告では、生徒が自殺にいたった精神的苦痛の最大の要因として「長期に蓄積したからかいや冷やかしなどいじめに相当するものだった」と結論づけました。実態に近づいたと会見で高田清委員長は話す一方、捜査権のない調査委員会の限界も示唆していました。いじめが最大の要因と示されたことを受けて、学校の再生が速やかに行われていくことに期待したいです。