アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
若者から学ぶ日
連日、ボランティアさんが参加して頂いて大変助かっています。
作業に協力して頂けるのにとても感謝しております。
また、ワン達も私達以外の人と接し、また成長してくれます。
ワン達は、私達の顔・声・匂いをきちんと覚えています。
シェルターは、自分達のテリトリーな訳です。
ボランティアさんであっても、部外者と言う事で、凄まじく鳴く子がいます。
「誰だ!!何の用だ!!」と言った感じです。

特に、全盲の「カロル」にとっては、恐怖なのでしょう。
犬の嗅覚は凄いです。
私やスタッフの声と匂いは記憶されています。
犬舎から出る時も、必ず「カロルゥゥゥ〜〜〜お外でようか?」と声を掛ければ、ウネウネと喜んで安心して身を任せます。
外部からの知らない匂いは恐怖なのでしょう。
でもね。。。みんな沢山の愛を持ってあなたに会いに来てくれているのです。
ボラさんに言います。
「声を掛けてから抱っこしてあげて下さい」と。
カロルちゃん、抱っこが大好きなんです。
腕の中に入るとそれはそれは大人しくなります。
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小さな子供さんは、正直に言葉が飛び出します。
決して悪気はないのです。
カロルを見て「この子の目、怖い・・・睨んでる・・・」と。
そうよね・・・一見怖く見えるかな?
でも・・・
生まれつきの全盲ではありません。
好きでなった訳ではありません。
カロルはとっても可愛いお嬢様です。

治療さえしていれば、完治したかも知れません。
すでに、眼球が萎縮されています。

里親様の手があがるには、長く長くかかるでしょう。
手を上げて頂けないかも知れません。
「カロル・・・安心して・・・。私達はあなたといつも一緒にいるよ♪」

本日、ボランティアで、某大学の獣医師のたまごちゃん達が4名入って下さいました。
ランの草刈もやってくれました♪
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そして、遅くまで、ディスカッションが行われました。
学生達から多くの事を学びました。
素晴らしい考えを持っています。
熱い考えを若者達は、持っています。
若い世代が、日本を引っ張っていくようになるのです。
学生達が社会に出るまでには、後数年です。

私達が残して行くもの。
そして、それを新しい考えで継続してくれる事。

とても有意義な一日でした。

おまけ:自然豊かな場所にシェルターはあります。
「蛍見に行かない?」とのお誘いで連れて行って頂きました。
車で2〜3分の場所です。
沢山の蛍が舞っています。
幻想的な光を放ち、フワフワと舞っていました。

見えない?(汗)
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