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震度6強6人死亡 「阪神・淡路」に匹敵M7・2…岩手・宮城内陸地震

 14日午前8時43分ごろ、東北地方で強い地震があり、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を記録した。この地震により同日23時現在、計6人が死亡、東北5県で計200人超の重軽傷者が出た。また11人が行方不明となっているほか、連絡が取れない人もいるという。マグニチュード(M)は7・2と推定され、95年の阪神・淡路大震災に匹敵する。山間部では道路の崩壊や土砂崩れが起き、約400人が集落で孤立状態となった。気象庁は今回の地震を「岩手・宮城内陸地震」と命名した。

 体が宙に浮くような激しい縦揺れ。のんびりとした雰囲気の土曜日の朝を大地震が襲った。気象庁によると、震源地は岩手県内陸南部で震源の深さは約8キロ。地震の規模はM7・2と推定される。1995年の阪神・淡路大震災のM7・3に匹敵する規模で、そのパワーは各地で甚大な被害を与えた。

 山間部にある栗原市の温泉旅館「駒ノ湯温泉」では経営者の家族と宿泊客ら計7人が建物の下敷きになった。旅館周辺で大規模な土砂崩れが発生し、黒い屋根が大きく傾いた。壁や窓枠は壊れ、1階はほぼ全壊した。

 地震発生から5時間近くたって救助隊が到着。だが、旅館は泥の海の中に孤立した状態で、救助は難航。ほかにも各地で自宅に戻らない人が相次ぎ、計11人が行方不明になっている。

 また、道路崩壊などで施設や集落が「陸の孤島」と化した。岩手、秋田両県にまたがる国道342号沿いの宿泊施設「須川高原温泉」では客ら約100人が足止め。岩手、宮城県境の栗駒山周辺で約220人、一関市の須川温泉で約100人などが孤立し、県警や自衛隊の救出を待った。

 警察庁などによると、死亡したのは奥州市の丹沢ダム工事現場で作業中、落石に遭った千葉正彦さん(48)、地震直後に家から飛び出し、トラックにはねられた岩手県一関市の千葉友三さん(60)、海岸で釣りの最中に土砂崩れに巻き込まれた石井道隆さん(55)、宮城県栗原市の工事現場で土砂崩れに巻き込まれた五十嵐正巳さん(54)、門脇義富さん(53)のほか、栗原市の湯浜温泉で土砂に埋まった車の中から見つかった性別不明の1人の計6人。重軽傷は青森を除いた東北5県で確認され、計200人以上となった。

 岩手、宮城両県で一時計約2万9000戸が停電し、断水もあった。固定電話が通じづらくなったほか、「北の大動脈」の東北、秋田、山形新幹線は地震発生直後から一時全線で運転を見合わせた。一方、仙台市の陸奥国分寺薬師堂の欄間が落下するなど、国指定の重要文化財など12件に被害があり、岩手県平泉町の中尊寺でも本堂の壁にひびが入るなどした。

 震度1以上の余震は、14日午後10時現在、190回を超えており、被害の全容は不透明だ。


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