2008年 6月 14日
賞味期限切れチーズ問題業者謝罪
高松市の小学校の給食に賞味期限切れのソフトチーズが提供され、児童が体調不良を訴えた問題で、原因は納入した業者のミスとわかりました。食材卸会社の「たまも」によりますと、おととい社員が商品を納入する際に期限表示の年号を確認せず、月日だけで判断したため、誤って賞味期限が切れたチーズを納入してしまったということです。高松市の調査では、期限切れのチーズ200個が市内9つの小学校に納入され、きのうの時点で184個が確認されましたが、残り16個に関しては確認できないということです。この問題では13人の児童が体調不良を訴えていましたが、いずれも症状は軽いということです。

父の日前に米粉でつくる料理教室
15日は父の日です。お父さんに感謝の気持ちを込めて米粉を使った料理教室が岡山市で開かれました。この教室は中国四国農政局が米粉の利用促進を目的として開いたものです。父の日にあわせて手作りのピザやクッキーをプレゼントしようと8組の親子が参加しました。子どもたちは頑張っているお父さんに感謝の気持ちを込めて、一生懸命、生地を練っていました。米粉は、国産の米を原料としているので地産地消で安全な食材として最近、注目を集めています。

世界献血者デーでPR活動
6月14日は世界献血者デーです。岡山市では、献血を呼びかける活動が行われました。6月14日の「世界献血者デー」は、普段、献血に協力している人たちに感謝の気持ちを込めて、WHO・世界保健機構などが4年前に定めたものです。岡山市表町の献血ルーム「ももたろう」では、献血した人に感謝の気持ちを込めてうちわがプレゼントされました。岡山県赤十字血液センターによりますと、10代、20代の若者で献血をする人が、年々減ってきているということです。「世界献血者デー」の活動は、15日も行われます。

都道府県対抗第24回全日本女子柔道
女子団体の日本一を決める都道府県対抗全日本女子柔道大会が、岡山市で始まりました。24回目を迎えた全日本女子柔道。今年も47都道府県から合わせて48チームが出場し、女子団体日本一を目指して熱戦を繰り広げています。若手女子選手の登竜門として多くの日本代表を輩出してきたこの大会は、先鋒から大将まで5人でチームを作り、トーナメントで優勝を争います。第1回大会以来、優勝から遠ざかっている地元・岡山からは2チームが出場し上位進出を狙います。選手たちは日ごろの練習で培った技を繰り出し、激しい戦いを見せていました。大会は、5日も行われ団体日本一が決ります。

藍染め作家・形山榮依子さんの作品展
岡山市出身の藍染めアーティスト、形山榮依子さんの作品展が、市内のギャラリーで開かれています。形山榮依子さん(68)は、50歳のころから藍染めを始め、最近では、海外でも活躍しているアーティストです。会場には、布を糸で縫って絵を描き藍で染める、形山さんオリジナルの技法を用いた作品、44点が展示されています。これは「慈愛」という作品。世の中の全ての子供が幸せになれますようにと、親子の愛情あふれる表情を描きました。形山榮依子さんの作品展は、16日まで開かれています。