沖縄県で15日に開かれる初の主要8か国(G8)科学技術大臣会合で発表される、各国代表の基本合意の概要が明らかになった。
7月の北海道洞爺湖サミットで主要議題となる環境問題は、科学技術による解決が不可欠とし、低炭素社会を実現する革新的技術の開発を国際共同で加速させることを確認する。議長の岸田科学技術相が同日夕、議長総括として発表する。
会合では、環境問題など地球規模の課題を解決するために、バイオ燃料などのエネルギー関連技術や、低炭素社会を実現する革新的技術の促進を目指すことで一致。
各国の長期的な研究開発計画を共有して人材の流動化(頭脳循環)を図り、各国が所有する大規模研究施設の国際共同利用も進める。
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