ナルゴンの英会話サロン経営日記

全く英語の出来ない私がある事から2003年9月より大阪市福島区で英会話カフェ(当初)を経営することになる。 

何処もかしこも変革期。

2008-05-30 | 雑感
先週は水曜日から東京へ。 対局では深夜パニックになり酷い目に会って、翌日 
金曜日の午前、将棋連盟職員のTさんにお礼の挨拶。 
最近、パソコン買い替えでダイレクトブランド(DELL、セイコーエプソン、HP等)を利用したが、相談に応じたメーカーの人よりもTさんの方が詳しくて電話で長時間相談にのってもらっていた。 
関西の先輩棋士いわく、「Tさんは連盟で唯一、インターネットの特性を理解している人」との事、サーバー室を見せてもらいネットワークプロトコルとサーバー構築の解説をしてもらって納得。 「Tさんがいないと連盟が困るからヘッドハンティングには応じないで下さい」とお願い。 
自画自賛でなく、連盟のサーバーシステムは完璧です。

お昼前にテレビ取材で村山九段の思い出話、彼が亡くなって今年で10年との事、月日が経つのは早い。 このような番組を企画してくれたスタッフに感謝。
13時から年に一回の棋士総会。 この日の前々日から暑くて、ワイシャツを二枚持って行ったが汗で駄目になり、Tシャツにジャケットで参加、ワイシャツをもう一枚持って来るべきだったと反省。

今年のテーマは危機感の共有か、執行部の説明はわかり易く、今後大きな波が2つと1年以内に小さな波が1つ来ますよと言った感じの説明。 
将棋界だけでなく今の日本全体が変革期に入っている事を実感する。

土曜日はChatting Room、先週に続いてイントラはAndrw。 Vincentが病気になってからイントラを探し回ったが、GregとAndrwはヒット、良い人材に恵まれる率が高かった。

日曜日は外国人雇用勉強会。 昔はワーキングホリディ協会が企画したものに呼ばれた事もあったが、今回は民間主催、何故か私は招待される。
他の業界も含め、外国人の部下や同僚を持ったケースの対応がテーマだが、どうも私が期待され過ぎの気がする。
会議の内容で、今後日本の医療業界、看護士さんはインドネシアとフィリピンから派遣される事を聞く。 
将来、入院した時の看護士さんがフィリピン人という事も多くなる、ちょっと複雑だ。 
「あの、私はプロ棋士なので、仕事上で部下を持った事がなく、(弟子や後輩は部下とは全く違う。) 部下のコントロール法なんて私にわかりません。」
「でも、英会話サロンでは多くのタイプの外国人の部下がいたのでしょう」
「昨年までで、今は同好会です。 私は英語が出来ないので、全面的に任しただけです。」
「任して任さず、人使いの極意ですよ。」 
だからそれは過大評価だって! 

一つだけ、外国人には日本式の飲み会でのコミュニュケーションは意味がなく、ただランチ時や何気ない時に「日本の生活慣れた?」とか「最近疲れていそうだけど大丈夫?」とか声を掛ける事が大事と話す。
でも、これって女性は上手、看護士さん達は女性が多いから私が言わなくてもわかっているだろう。

まあしかし、何処も変革期でそれに対応する為に皆頑張っている。
私自身も波に飲まれないように気を引き締めたい、気合入れないといかんなー。
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全くしょうがない。

2008-05-20 | OFF
久しぶりのブログの更新、9日は山口県で名人戦プロジェクトの大盤解説。 七時間解説していると、会場との一体感が生まれ、楽しませて頂く。
関係者の皆様、本当にお世話になりありがとうございました。
テレビ局、ラジオ局、地元新聞社の取材と続きバタバタする。
一部紙で逆転の事をクローズアップした報道内容だったが、別段珍しい事ではなく、本来逆転し易いのが将棋の魅力。
名人戦第3局の内容が濃く、将棋の魅力が広く伝わって良かったと思う。

英会話の方は、10日がAlex、17日がAndrew、Andrewは機転もきき、話を膨らますのも上手でよかった。

話題でミャンマーのハリケーンと中国の地震の話が出たが、どちらも腹が立つのは一部の人間の下らない面子の為に多くの人間が犠牲になっている事。
これは、阪神大震災時にもいえる事で、直後に自衛隊に緊急出動を要請しなかったのは、当事の首相が自衛隊は違憲だと主張する社会党の村山であった事と党首の土井たか子の選挙区が被災にあっていたからといえる。 
震災直後に面子を捨て、総理、党首、県知事が自衛隊に頭を下げて救助要請をすれば死者の半数は助かっていた。 全く権力者の面子とか男の面子なんて物は碌なもんじゃない。

2日ほどの間、腹立ち状態だったら、怒りのせいか熱が38度5分出たのだから全くしょうがない。
3日ほど寝込んで回復に向かったが、本当に情けない。 ゴールデンウイークに詰め将棋を集中してやったからもしかして知恵熱が出たかと思ったが、それはそれで情けない、せっかく集中力を高める貯金をしたのに..

今日は久しぶりにニュースを見る。 何処の国でも救助に向かう消防団員、軍隊の人たちは命がけで任務を遂行しているので、オーラが出ている、頭が下がります。
私は命をかけていないので、せめて微々たる額を募金させて頂く、一日も早いミャンマーと中国震源地である四川省の復興を願います。
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パンダなんかいらない!

2008-05-05 | 政治
明日は中国の胡錦濤国家主席来日。 
1月のブログで「北京オリンピックが開催できる確率は50%と」書いたのは、チベット問題が火を噴かなければ良いと思って書いたが現実になってしまったのは残念。
チベットに関する事や、首脳会談に福田総理が弱腰な姿勢で挑む事は既にマスコミが述べているのでここでは述べず、違った視点から見ていく。

元々北京オリンピックは、中国のWTO(世界貿易機関)加入のご褒美で中国が立候補した時点で既に裏で決まっていたのだが、知らずに最後まで競った大阪市は間抜け。 しかし今となって一番の間抜けは許可したオリンピック委員会。 
中国が一番勘違いしているのは、オリンピック開催国が全て差配できると考えている点、聖火リレーは平和を祈る式典であって、開催国のナショナリズムを盛り上げる式典ではない。
妨害活動阻止は主権国家の警察に任すべきだし、チベット旗を掲げる抗議活動は、民主主義国家では認められた行為、抗議活動と妨害活動を同様に捉えている所が滑稽と言える。
大量の留学生を動員して抗議活動を押さえ込む野蛮さだけでなく、聖火リレーが行われる国の国旗が見られない異常さ。
 オリンピックに政治を巻き込んでいるのは他ならぬ中国当国なわけで、この国にオリンピック開催の資格はない。

福田総理が開会式へ出席するのは別に構わないのだが、1月頃から噂がある皇太子一家の出席は阻止してもらいたい。
天安門事件の後、国際社会の信用を失った中国が日本に天皇訪中を要請した時と状況がそっくり。
日本人が思っている以上に欧米では日本の皇室に対する畏敬の念が深いのは、伝統の長さとヨーロッパの王室等と違い戦争で領土を広げた歴史がないのがその理由。
中国の信用回復に皇室を利用するんじゃない!

天安門事件時よりも外務省内の中国派閥が(チャイナ.スクール)力をつけている事と、皇室の東宮御所が外務省の管轄である事、さらに皇太子妃の雅子様は元外交官である等、チャイナスクールのごり押しが通用しやすい条件が整っているが、福田総理の出席が皇太子一家出席阻止なら構わない。 最も当の総理はそんな深い裏の事情や戦略は読んでいないだろうけど。

一つだけ首脳会談で福田総理に主張して欲しいのは、日本からのオリンピック参加選手に対する警備強化。
中国で燃え上がったナショナリズムにまずいと思った中国政府は国民に向けて「ナショナリズムは勉強と仕事に向けるべき」との声明を発表したが、ナショナリズムを都合よく何かに向けるなんて無理だろう。
歴史を振り返ると、ナショナリズムは狂信化すれば必ず飛び火する、日本に飛んで中華街襲撃などが起きたら今後数年、日本の金融市場の上昇はなくなる。
既にヨーロッパではその火がくすぶっている。 
「今の日本の若者は愛国心なんて持ってないから、心配ない。」と私より遥か年上の人たちは一笑するが、果たしてそうだろうか? 
自国選手を勝たす為に中国人が日本選手を襲う事は十分考えられ、それが発火点になる可能性は大。
土下座外交ならそれに徹して、福田総理は日本選手の安全を中国主席に強くお願いして欲しい。

最後に、何もこちら側から要請しなくても、恩を着せる為に中国側からパンダ寄贈の話を持ち出す事は十分読めるのだから、その時に「別にいらないけど、そこまで中国が言うなら貰ってあげるよ。」そういう態度で逆に相手に恩を売るように持って行くのが外交という物。
パンダ2頭ほどで毒入りギョーザを食べた人の苦しみ (5歳の子供もいた) をチャラにされてはたまらない。「パンダなんかいらない!」
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東京人は冷たい?

2008-05-04 | 雑感
前の話になるが、4月26日のイントラはGreg。 頭が良く話しをふくらますのも上手でVincentに匹敵する良い人材で皆もYokoデザイナーも喜ぶ。 5月から契約しようとしたら、1ヶ月奥さんと上海へ行くとの事、残念。
日本は大阪以外に東京へ行った事を聞いたので感想を聞いたら「人が冷たくて二度と行きたくない」との事。 昨日書いたようにそういう外国人は多い。

私が思う東京人と大阪人の違いは、道を聞いた時。 東京の人は「知りません」で終わる事が多く、感じ悪いと思った事もあったが、実は本当に知らないから正直に答えていると気付く。 
確かにあの蜘蛛の巣のような路線図、日常で自分が使う以外の路線は知らない人が多いのも頷ける。 (同じホームなのに全く違う路線の電車が入ってくるし。)
逆に大阪人は「ああ、それならこう行って」と答えてくれる事が多いが、困るのは思い込みで言うので間違っている事がよくある、特におばちゃんの場合。

私も何度か酷い目にあり、最悪は尋ねた店が閉店日だったのに「つぶれた」と言われた事。
店長を知っていたので、その後バッタリあった時に「大変でしたね、でも挫けずにお互い頑張りましょう。」と言って話しが咬みあわず、後で大笑いしたけど、勝手に倒産させてはいけません!

それ以外では特に違いは感じない。 東京へ行く時に時々寄るもんじゃ焼き店があるが、そこの店主夫妻は気風の良い江戸弁で「これ、大阪で食べて」とお土産をくれる。 
地方から大阪や東京へ来て生活している人は、田舎者と思われないように虚勢を張る傾向があるので、大阪も東京も生粋人、特に下町の人に触れるのが良いと思う。
外国人がよく行く東京の場所は浅草、新宿、六本木、銀座。
浅草はともかく、新宿、六本木、銀座は雰囲気がニューヨークに似ている街なので、人情に触れるのは難しいと思う。
私が進めるのは月島のもんじゃ焼きタウンと築地、生粋の江戸っ子が多く、過去困った時に力を貸してくれた事があった。 (あの時は本当に感謝)

大阪と東京の話を書いたが、昨年から将棋連盟の支部訪問で幾つかの地方を訪問させて頂いているけど、毎回親切にして頂いている。
日本人は親切な人が多いのか、将棋ファンの方は親切な人が多いのか、多分両方なのでしょうね。
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4連休初日。

2008-05-03 | OFF
先ずお詫び、昨日のブログで5月6日に日中首脳会談と書いたが、6日は首脳来日、7日が首脳会談。 なのでその件に関しては明日以降書きます、勘違いしてすいませんでした。

3日連続でのブログ更新はいつ以来だろうか、今日からゴールデンウイーク、大半の人は今日から連休スタートだろう。
私は毎年ゴールデンウイークは何処も行かず、プロ棋士は対局日以外に休みを調節できる利点があるので、休みをずらせるが家族がいたらそうはいかないのでしょうね。
今日はChatting Roomも休み、今年は将棋の勉強、特に詰め将棋を重点的に引きこもりを計画していたが、昨夜働きたいと外国人から連絡があったので、夕方に日本橋の外国人専用マンションの近くで面接。

帰りは日本橋から難波へ抜ける。 
難波高島屋駅前の交差点で「憲法守ろう。」の左派団体の活動にぶつかる、「邪魔!!」
「憲法守ろう。」なら第1章第1条〜第8条までの天皇も守るべきだが、この団体は反天皇。 さらに反米なのにアメリカの与えた憲法を守ろうと言うのだから、既に論理破綻をきたしている。
憲法9条があっても横田めぐみさん等は拉致されている訳で、憲法9条が日本国民の平和を守った事実がないのは周知の現実。 
贔屓目抜きに考えても、戦後日本の平和維持に貢献したのは日米安保条約と米軍と自衛隊なのだが、その事を日教組が教育しない世代の私は20歳頃遅くも真実に気付いたわけで、全くしょうがない。 
さて、そこへ役者登場!右翼の街宣車、どっちも他所でやってもらえませんか!他所で!!
家族連れの人たちもカップルも皆休みを楽しんで出て来てるのだから、誰もややこしい話なんか聞きたくないって! 

さらに役者登場、「真の救いはキリストだけ」「もう直ぐ審判の日が来る」のプラカードを掲げ、マイクで聖書を読む団体、「まさに3者入り乱れての場外トライアングルだ!」(昔の古館アナのプロレス中継風。)
この宗教団体もせめて、「神は宗教弾圧をする中国を許さない」と書けばまだ説得力あるのだが。 
本家のバチカンがこの団体を見たら腰を抜かすんじゃないかといらぬ心配、茶化したくなったので、「審判の日って北京オリンピック開催日か?」と叫んだら周りが爆笑。 他の人間が「勧誘活動なら他所でやれ!」そうだよ、他所でやれよ! 何人も信仰の自由がある事は認めるけど、他者に信仰を強いる権利はない。

人酔いをして帰宅、全くゴールデンウイークの外へ出るのは疲れる。 
今日話した外国人は東京へ行った事もあり、聞いたら「東京の人間は冷たくて嫌い」この台詞はよく聞く、最近会った5人は皆そう言った。
4分の1江戸っ子の血を引く私としては、おいそれと納得できねえってんだよ。
私も大阪に住んで30年以上経つので、[ネイティブ・アメリカン]でなく、[ネイティブ・オオサカン]に染まっている身だけど、明日は「東京人は冷たい」のか検証して、明後日からは中国に関して書く予定、よろしくお願いします。
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