気象庁によると、14日に発生した岩手・宮城内陸地震では、瞬間的な揺れの強さを表す加速度が、震度6強を記録した岩手県奥州市衣川区で1817ガルに達した。これは04年10月の新潟県中越地震(同県川口町、2515ガル)、03年7月の宮城県北部地震(同県旧鳴瀬町、2037ガル)に次ぎ、現在の観測体制になってから3番目の大きさという。
その他の地域でも、やはり震度6強だった宮城県栗原市一迫で907ガル、6弱だった同県大崎市鳴子で676ガルを記録した。
阪神大震災(95年)の際には違う測定法で、818ガルを記録している。【大場あい】
毎日新聞 2008年6月14日 20時26分(最終更新 6月14日 21時47分)