突然の来訪に、ビラ配りしていたメイド(18)は「いいことじゃないですか。首相になったら面白そう」。秋葉原で就職活動中だった長崎市の男子大学生(21)は「さすが。あの人は親身になって考えてくれる」とリスペクトした。
電撃訪問はアキバだけでなく、麻生氏の事務所もビックリ。「スケジュールはこちらも把握できていなかった。(秋葉原には)しばしば買い物に訪れます。つい最近もノートパソコンを買いに行った」とか。
麻生氏はこの日の夕刊フジのコラムで事件に言及。「報道などを見ていると、とかくオタクを特別な存在や『負け組』にしがちなように感じられますが、偉大な発明家や芸術家の多くはいわゆるオタクだったはず。長い人生、負けることは何回もあります。(中略)大事なのはもう1回チャレンジしようと頑張ること。それを実現できる社会環境にしていくこと」などと再発防止策を訴えていた。