フランス戦の勝利を喜ぶオランダのロッベン(左)とスナイダー=AP
サッカーの欧州選手権第7日は13日、スイスで1次リーグC組の2戦目があり、20年ぶりの優勝を目指すオランダがフランスを4―1で下して連勝で勝ち点を6に伸ばし同組1位での準々決勝進出を決めた。ルーマニアとイタリアは1―1で引き分けた。
強豪ぞろいの同組はルーマニアが2戦連続引き分けの勝ち点2で2位につけ、06年ワールドカップ(W杯)決勝を戦ったイタリアとフランスは1敗1分けの勝ち点1で苦戦が続く。
オランダは前半9分にカイトが先制のゴール。後半も14分にファンペルシーが加点。26分にアンリに1点を返されたが、直後にロッベンが3点目を奪い勝負を決めた。終了間際にもスナイダーがだめ押し点を奪った。
ルーマニアは後半10分、ムトゥの得点で先行したが、直後にイタリアのパヌッチが同点とした。同36分にはルーマニアがPKを得たが、ムトゥのシュートはGKブフォンに止められ、勝ち越しはならなかった。