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中国との対話、7月に再開か:ダライ・ラマ

2008年06月13日 22:47更新 前の記事 次の記事  一般・外交一覧
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 【メルボルン】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマは12日、ダライ・ラマ特使と中国政府による対話が7月に再開される可能性があると語った。

 瞑想指導のためにオーストラリアを訪問しているダライ・ラマは、シドニーで行われた記者会見で、ダライ・ラマ特使と中国政府による対話が「できれば来月に再開されることを希望している」と語った。

 インド北部ダラムシャーラーにあるチベット亡命政府の代表は、5月初旬に中国の深セン市中国政府と会談し、チベット問題について対話を行ったが、物別れに終わった。その後、再び対話を行うことで合意したが、日時は決められていなかった。

 ダライ・ラマは、「中国政府による、安定と調和を目指した社会作りを応援している」としながらも、「安定は心から生まれるもので、銃から生まれない」と述べ、チベットに対して意味のある自治を認めるよう中国政府に呼びかけた。

 また、ダライ・ラマはチベット人に対して、北京五輪の聖火リレーがヒマラヤを通過する際に、妨害をしないよう訴え、「私たちは、北京五輪をはじめから応援している。聖火リレーも、その五輪のイベントである」と呼びかけた。

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※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。


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