1973年に弊社の開発により「かに風味かまぼこ」が世に誕生しました。
本物のカニ肉のような葉脈繊維をもつロイヤルカリブでは、世間をあっと 驚かせました。
現在もお客様に好評で、ロングヒット商品になっています。
2004年秋、カニじゃないの？と思うほど、味・品質はカニとほぼ変わらない 香り箱が誕生し、2005年には農林水産大臣賞を受賞しました。
そして2006年、当該年の国内におけるその部門の最高賞の天皇杯（水産部門）をスギヨが受賞しました。

本物に勝るとも劣らない食感と旨み
鮮魚売り場で売られる異例の練り製品
「香り箱」のネーミングは、冬の味覚の王者ズワイ蟹の雌を石川県では「香箱(こうばこ)蟹」と呼ぶことから、伝来の食文化と高級感を意識してつけられました。カニ脚独特のしなやかでぷりぷりした質感、ジューシーで上品な風味を醸し出し、色づけには健康に配慮してトマトとパプリカの野菜色素を使用しています。独創的技術で本物に勝るとも劣らない食感と旨みを実現した逸品であり、業界内では「これ以上のものは作れないだろう」というのが一致した見方です。こうした極限までカニに近似した食感と外観を再現し、工業的に生産することを可能にした高い技術力が評価され、天皇杯の栄誉に輝きました。
　市場でも「香り箱」は従来のカニ風味カマボコと一線を画した扱いをされており、それは練り製品売り場ではなく鮮魚売り場で売られていることが如実に物語っています。
　酢の物やすしネタ、サラダの具材など生食用のほか、和洋中問わずさまざまな料理の素材としておいしく味わうことができます。