推進会議には、玉野市をはじめ、加工業者・生産者・農林水産直売所から12人が参加しました。「元気お宝発掘支援事業」は岡山県が地産地消の推進と地域の活性化を目的に行っているものです。今日の会議では岡山農業普及指導センターが事業の概要説明を行ったあと、玉野市の新たな特産品の原料となるお宝候補の選定について協議しました。現在、玉野市では番田地区で生産されている「紫いも」を使ったソフトクリームや菓子などの開発や、「タカキビ」や「あわ」などの雑穀の生産が進められています。協議では定着してきた「紫いも」のイメージを貫いた特産品開発に取り組むべきとの意見がだされ、「紫いも」を素材にした菓子以外のコロッケなどの商品開発の研究を進めていくことになりました。
毎月第二金曜日は「犯罪ゼロの日」です。県民総ぐるみで安全な街を作るため岡山県が今年新たに制定しました。玉野市内では、この犯罪ゼロの日にあわせ自転車盗難防止などを呼びかける街頭啓発活動が行われました。
犯罪ゼロの日では岡山県と各市町村、警察署と地域住民が協働で犯罪防止を啓発します。玉野市内のスーパーには玉野警察署の署員をはじめ宇野地区の住民でつくる自主パトロール隊のメンバーなど、およそ30人が集まりました。築港東コミュニティ会長の福原誠一さんは「自分の身の安全を守るためにも安全な街づくりに努めましょう」と呼びかけました。集まった人たちは早速スーパーの出入り口付近でチラシやティッシュペーパーを配り、自転車の盗難防止や二重の鍵かけを呼びかけました。玉野警察署管内では今年5月までに刑法犯罪発生件数が289件と前の年に比べ14件増えており、中でも自転車盗や車上荒らしが多いということです。玉野警察署では毎月の「犯罪ゼロの日」を活用しタイムリーな防犯情報を広報するなど、啓発活動を行うことにしています。
歓声を上げながら田んぼに入った万寿幼稚園の園児たち。お米の作り方を学び、大切に食べてもらいたいという思いで、去年から田植え体験を始めました。田んぼの所有者である守谷幸久さんから植え方を指導してもらったあと、苗を束にして丁寧に植えていきました。今年は、地域のお年寄りも参加し、園児たちと協力しながらの田植えとなりました。園児たちは、泥に足をとられて尻もちをつきながらも青々とした苗を植え、すくすくと成長することを願っていました。今後、園児たちは、稲刈りなどの収穫体験にも挑戦し、餅つきをして食べることにしています。