漢（オトコ）の粋

ネット先進国の韓国。

特にＰＣベースのネット環境は、
日本よりも一歩進んで、生活に
浸透しているイメージがある。

先日、韓国の新聞記者と話していて、
改めて日本とのネット環境の違いを
聞いて面白かったので、忘れないようにメモ。


1.圧倒的な「ＮＡＶＥＲ」
　　Googleが苦戦する韓国。検索の強さから圧倒的な
　　シェアを有する韓国のポータルサイト「NAVER」、
　　日本で言えば「Yahoo」みたいなもん。
　　数百人の優秀な技術者によって支えられたその検索の特長は、
　　「センテンス検索」とでも言えばいいのかな。短い文章の入力で、
　　検索結果を表示できるというもの。

　　たとえば、「ミョンドンでデートに使いやすい店」とか、
　　「日本で有名な韓国の俳優」とか、そんなノリで
　　検索できるんだと思う。実際使ってないので
　　違ってたらゴメンちゃい。でも、要はそういうGoogleには
　　ない便利な付加価値になれているので、機械的で
　　システマチックなGoogleが流行らないらしい。



2.個人情報はかなりOPEN
　　CyworldのようなＳＮＳはもちろん、ネットでの個人情報の公開や、
　　また企業間での個人情報の共有化については、なんら抵抗を
　　感じないらしい。民族的な団結力みたいのが背景にあるらしいが、
　　それ以外にも便利になるなら、公開しといた方がトクっていうのも
　　あるみたい。

　　世界最大のSNS ＭｙSpaceの利用者が、昨今どの程度個人情報を
　　OPENにしてるか知らないが、日本のクローズド感には、記者も
　　予想以上で驚いてた。



3.ケータイは通話が中心
　　ケータイでのコミュニケーションは、通話が中心らしく
　　メールもそこまで依存症になったりしてないし、
　　コンテンツ利用も、そんな積極的ではないらしい。
　　（逆にＰＣの中毒は多いが）　　

　　ケータイはキャリア主導で、トップシェアの
　　SK Teleocmが、コンテンツの選別を行なうなど、
　　かなりキャリア主導の独占市場らしく、あんま
　　革新的なサービスもうまれないらしい。

　　なのでケータイからのブログ利用や、ケータイ小説発の
　　「恋空」みたいなムーブメントは、肌感覚で理解しづらいらしい。



あと、知らなかったんだけど、ソウル市内の
無線LANは、殆どOPEN（無料）なのね。
電車の中含めて、殆どどこでもつながるらしい。

次回のソウル行きの際には、必ず無線LAN
対応端末を携帯しよっと。


関係ないけど、まりえの作った牛筋の煮込みです。
白米好きには、たまりません。外食で洋物が多い分、
自宅では圧倒的に和食な当家です。




逆に昨今の日本ネット事情で、当たり前だと
思ってたけど、そうでもないんだなって気付いたこともあった。→ blogランキング