北京へ望みつなぐ 体操五輪2次2日目
個人8位と健闘を見せた坂本 |
体操の北京五輪日本代表第2次選考会の第2日目の競技が13日、東京・国立代々木第一体育館で行われた。
男子個人では、本学体操競技部の坂本功貴(スポ4)が8位、渡邊恭一(スポ3)が12位と健闘。5月に行われるNHK杯へ駒を進めた。
勝負の2日目。少しのミスが命取りとなる接戦。前日、最終種目の平行棒で大きなミスのあった坂本も、この日は終始安定した演技。あん馬では前日と同じ14.900と、本学OBの鹿島丈博(平14卒=セントラルスポーツ)に次ぐ種目別2位の成績。北京五輪に向けて好調をアピールした。前日13位の渡邊は、得意の平行棒で15.600。着地のミスが目立つものの、最終順位12位。昨年出場が果たせなかったNHK杯への切符を手にした。主将の新島卓矢(スポ4)は、前日から順位を3つ上げ、28位。田中佑典(スポ1)は31位で大会を終えた。
NHK杯へ駒を進めた18名の中で、OBを含めた本学関係者は8名。前回五輪アテネ大会に出場した冨田洋之(平14卒=セントラルスポーツ)、鹿島、米田功(平11卒=徳州会)や、ケガから復活した村田憲亮(平17=セントラルスポーツ)、昨年度主将の西村隼(平19卒=徳州会)、体操界のエース星陽輔(平19卒=セントラルスポーツ)など。
限りある代表の座をかけて、身近な存在がライバルとなる。 【大井慶子】
▽2日目結果(本学在学または本学OB)
2位 冨田洋之(セントラルスポーツ) 182.000
4位 鹿島丈博(セントラルスポーツ) 179.050
5位 村田憲亮(セントラルスポーツ) 179.000
8位 坂本功貴(スポ4) 178.100
9位 星陽輔(セントラルスポーツ) 177.550
10位 米田功(徳州会) 177.300
12位 渡邊恭一(スポ3) 176.700
15位 西村隼(徳州会) 175.600
25位 小西康仁(順友クラブ) 172.150
28位 新島卓矢(スポ4) 170.800
31位 田中佑典(スポ1) 169.600
[2008年4月17日 更新]