無料ブログを簡単作成!『Ameba by CyberAgent アメブロ』

このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと((a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容)、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 次のページ > >>
2008-06-13 18:35:11 stanford2008の投稿

桜井淳所長の泊次郎著『プレートテクトニクスの拒絶と受容』の読後感(とりあえずほんの一言の感想)

テーマ:ブログ
以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、一昨日、泊さんから、博士論文からなる著書『プレートテクトニクスの拒絶と受容』(東大出版会、2008))をいただきました(バックナンバー参照)。気になったので、1日かけて、一気に、熟読・吟味したそうです。いずれ詳細な読後感はまとめるそうです。ここでは簡単な読後感(ほんの一言の感想)だけにしておくそうです。その著書には、826編の文献が引用され、実に、ていねいに論証しており、時間をかけただけの価値を感じたそうです。博士論文としては大変すばらしい出来栄えだそうです。桜井所長は「泊さんは大変な実力者」と賞賛していました。日本で"プレートテクトニクス"の受容が遅れたという意味は、日本地質学会によるもので(1980年)、地震学会では、欧米並みに早く受容されており(1970年)、遅れの定義がよく分かるそうです(p.7)。日本地質学会による受容の遅れの原因は、強力な影響力を及ぼした地学団体研究会によるスターリン主義科学論による極めて政治的な運動論に拠ると有り(pp.168-197)、事の複雑さを感じたそうです。泊さんは、地学団体研究会の科学方法論を俎上に乗せましたが、今後、どのような反論が出るか、桜井所長は、大変、興味があるそうです。桜井所長は、かなり醒めた目で熟読したそうです。「本書はもちろん、ひとつの解釈、ひとつの歴史記述に過ぎません」(p.246)とありますが、哲学とは、常に、そのような側面を持っており、絶対的な主張は、出来ないと受け止めているそうです。
2008-06-13 17:11:39 stanford2008の投稿

桜井淳所長は最近の米エネルギー省の"風力発電計画"を評価

テーマ:ブログ
「米国家エネルギー政策」に拠れば、いまの米発電量の構成は、石炭火力約50%、天然ガス火力約20%、原子力約20%、水力等約10%となっていますが、最近、米エネルギー省は、2030年までに、全発電量に占める風力発電の割合をいまの1%から20%に飛躍的に増大すると発表しました。世界では、ドイツの風力発電の割合が飛び抜けて高く、米国のそれは、ドイツの半分以下、日本のそれは、15分の1以下に甘んじています。米国の政策は、今後、世界のエネルギー政策に大きな影響を与えることが期待できるため、桜井所長は、積極的に評価すると言っていました。桜井所長は、今後も継続的に、欧米日を中心とした世界の風力発電技術の調査をする予定だそうです。
2008-06-13 16:31:35 stanford2008の投稿

桜井淳所長に拠れば"論文博士"は日本特有の制度

テーマ:ブログ
桜井淳所長に拠れば、欧米では、博士学位は、大学院博士課程に在学し、所定の単位取得と原著論文を基にした学位審査によって、認定されるそうです(コースドクター)。日本の"論文博士"というのは欧米に無い日本特有の制度のようです(ペーパードクター)。文部科学省は、4年前、コースドクターのみに一本化し、ペーパードクターの廃止の方針を明らかにしました。いまはその過渡期にあるそうです。今後、研究機関等に所属する研究者が博士学位を取得するには、大学院博士課程社会人コースに入学し、それまでの研究実績と博士課程指導教官の下での研究実績の評価過程を経なければなりません。桜井所長は、新聞記事によく出ている方法、すなわち、日本人がそれまでの研究業績を基にした博士論文を海外の大学に提出し、学位取得した例に疑問を投げかけています。そのような制度はないそうです。中には日本語の学位論文を海外の大学に提出し、博士学位を取得した例が紹介されていますが、それは、まちがいなく、有り得ないことで、世の中に通用する正式なものではないそうです。
2008-06-12 12:22:10 stanford2008の投稿

桜井淳所長が著者からいただいた泊次郎著『プレートテクトロニクスの拒絶と受容』について

テーマ:ブログ

以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、北海道から水戸に戻った11日夕刻に、友人の泊次郎氏から郵送されてきた彼の著書『プレートテクトロニクスの拒絶と受容-戦後日本の地球科学史-』(東大出版会, 2008)を手にしました(定価3800円)。泊氏は、東大理学部地球物理学科卒後、朝日新聞社に入社し、定年直前に退職し、東大大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系(科学史・科学哲学)博士課程社会人コースに入学し、5年間で学位を取得したそうです。桜井所長は、駒場キャンパスの近くの喫茶店で、彼の研究内容と最近の状況を聞いたことがあるそうです。その著書は博士論文です。桜井所長は、すぐに泊氏にお礼のメールを送りましたが、慎重になり、1ヵ月かけて熟読・吟味してから、感想を述べたいと言っていました。桜井所長は、博士論文の出版は、まことに慶賀すべきことであり、大変良い刺激になったと言っていました。

2008-06-12 10:28:32 stanford2008の投稿

桜井淳所長の宗谷の旅の感想-稚内地区の電力需給は風力発電でほぼ成立-

テーマ:ブログ

以下の内容は"水戸"からの情報です。桜井淳所長は、これまで、純粋に私的な旅の経験がなく、いずれも、仕事がらみの旅だったそうです。桜井所長は、ここ30年間、国内外への約500回の移動とも、主に、学会口頭発表・国際会議論文発表・講演・調査・テレビ局への協力等で、ついでに、わずかな時間でしたが、観光気分を味わっただけと言っています。今回の宗谷への旅もウインドファームの見学・聞き取り調査が目的でした。桜井所長は、北海道へは、学会口頭発表のために、2回、札幌にある北大を訪れただけで、日本最北端の地を訪れることに、大変、期待していました。


桜井所長は、6月10日11:30頃、雨の稚内空港に到着し、そのまま、タクシーで宗谷岬ウインドファームに向かいました。空港から見える遠方の山の上に10基くらいの風力発電タワーが確認できたそうです(宗谷岬ウインドファーム57基の他、稚内郊外の山の上に約10基、JR稚内駅のわきの山の上に1基、北方記念館開基百年記念等の近くに1基の計約70基)。途中、見学のために、日本最北端の地の碑やその近くの旧海軍望楼で下車しましたが、オホーツク海からの強い風のため、立っているのがやっとだったそうです。だからこそ風力発電に適地だと納得したそうです。空港からそう離れていない稚内市郊外に、日本最大規模の太陽光発電実証施設があったそうです(電気出力5000kW=5MW=0.5万kWで100万kW原発の約200分の1)。風力発電施設と太陽光発電施設で発電した発電量は、稚内地区の電力需要量の約70%も賄っており、日本でも、ソフトエネルギー施設運営・利用試験が最も進んでいるそうです。


桜井所長は、当日、全日空ホテルに宿泊し、翌日の午前中、稚内市内観光を楽しみ、稚内空港12:15発の羽田行きに乗りました。12日は、快晴に恵まれ、暑すぎるほどだったそうです(寒いと思い、上下とも一枚余分に着込んで行きましたが、不要でした)。11日の昼食は、最北端の碑の近くのラーメン屋で、ホタテ塩ラーメンとホタテの刺身、夕食は、稚内市内のお寿司屋で、毛がに・てんぷらセット・お刺身盛り合わせ・お寿司で、特に、いまが旬のあまいウニ、それからホタテのお刺身がおいしかったと言っていました。桜井所長は、久しぶりにリラックスでき、良い、気分転換が出来たそうです。"水戸"へのお土産は利尻昆布でした。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 次のページ > >>
powered by Ameba by CyberAgent