2008年6月13日 18時46分更新
13日午前11時すぎ、福岡空港に着陸しようとしていた台北発のエバー航空の旅客機が、滑走路で別の旅客機が離陸をしようとしているのを確認したため、着陸をやめ再び、上昇しました。旅客機はその後、着陸し、福岡空港事務所では安全上の問題はなかったとしています。
13日午前11時10分ごろ、台北発福岡行きのエバー航空2106便が福岡空港に着陸しようとしたところ、滑走路上でグアム行きのコンチネンタル航空916便が離陸しようとしていたため、着陸をいったん取りやめ再び上昇しました。
その後、コンチネンタル航空の旅客機が離陸したためエバー航空の旅客機はおよそ20分後に着陸しました。
福岡空港事務所によりますと、着陸のやり直しはエバー航空のパイロットが自ら判断したもので、空港の管制官は着陸のやり直しを指示する必要はないと判断していたということです。
また、着陸しようとしていた旅客機は、滑走路まで3キロ余りのところまで近づいていたということです。
福岡空港事務所では、今回の着陸のやり直しは安全上の問題はなかったとしています。