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【三重】「音楽を通じ勇気を与えたい」 石原さん、チベット支援でシタール演奏2008年6月13日
尾鷲市北浦町のシタール奏者石原淳宏さん(48)が14日、同市向井の熊野古道センターでチベット支援のための演奏会を開く。投げ銭で鑑賞料を集め、収益の一部をチベット支援団体に寄付する。 シタールはもともとヒンズー教の宗教音楽に用いられる楽器だが、ヒマラヤ山系でも広く演奏され、チベットとの結び付きが強い。石原さんは数年前、ネパールで水道工事の支援活動をした際、チベット仏教の寺院でシタールの奉納演奏をした経験がある。中国に抗議するチベット人の騒乱を報道などで知り「音楽を通じて非暴力で自由を勝ち取る勇気を与えたい」と思い立った。 コンサートは午後5時から6時半ごろまでで、チベット仏教をテーマにしたオリジナル曲など9曲を知人の舞踏家のパフォーマンスに合わせて演奏する。雨天の場合は15日に延期。 (鈴木龍司)
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