リクルートが運営する海外旅行情報サイト「エイビーロード」が実施した「海外旅行市場調査2008」で、カップルで行く人気の渡航先として韓国がトップに輝いた。2位はハワイ、3位は台湾だった。調査は2008年3月に8,153人を対象に実施された。
韓国はカップルだけでなく、「友人」部門、「一人旅」部門でも人気の渡航先として1位だった。なぜこれほど人気なのだろうか。これには昨今の韓流によって女性を中心に多くの日本人が韓国に興味と親しみを持ったこと、また一度韓国へ旅行した人がリピーターになっていることに加え、日本からの距離が近く、長期休暇や多額の旅行資金を必要せず気軽に旅行できることが、人気の原因になっているようだ。
このところの原油高によって、旅行運賃に加算される「燃油サーチャージ」が旅行者にとって大きな負担となっているが、お隣の韓国ならば負担は2500円程度で、ハワイ(1万4000円程度)の5分の1、ヨーロッパ(2万円)の10分の1で収まる。
ただリピーターが増えているのは、こうしたコスト面だけでなく、韓国の観光に満足している人が多いからだ。たとえば昼は、芸術・美術系大学として知られる弘益大学や壁画など、街全体にアートな雰囲気が漂う弘大(ホンデ)を歩き、夜はソウルや釜山で外国人専用のカジノで遊ぶ、さらに日本でもおなじみの韓国料理を楽しめるなど観光スポットとしての魅力にとりつかれ、足を運ぶ人が増えている。
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