小島秀夫氏、メタルギア ソリッドは「ずっと続く」
翻訳校正:石橋啓一郎
小島秀夫氏は2001年の始め、同氏が手がけるゲーム「メタルギア ソリッド2:Sons of Liberty」がシリーズの最終章になると発表した。しかし、後に小島氏は考えを変え、「メタルギアは生き続けなくてはならない」と同じ年に宣言した。
まもなく発売されるシリーズ最新エピソードである「メタルギア ソリッド4:Guns of the Patriots」(MGS4)は最終作になると考えられており、ストーリーを完結させるものになるとされていた。小島氏は東京ゲームショウ2005(TGS 2005)で、「この4作目(のメタルギア ソリッド)は、私にとっても(シリーズのアートデザイナーである)新川洋司氏にとっても、最後の作品になる。(われわれには)他に作りたいものがある」と話し、このことを認めた。
しかし、今では小島氏は心変わりをしたようだ。Reutersのインタビューの中で、小島氏は「メタルギアはずっと続く。私はユーザーが望む限りこのシリーズを続ける責任を感じる」と述べている。
ただし、今後のシリーズ作品では小島氏は後見的立場になる可能性はある。同氏は「これは、私が全面的に関わるという意味ではない。おそらく私は、次のゲームでは違う役割を担うことになるだろう。私は本当に新しいことをやりたいと思っている」と認めた。
小島氏はまた、メタルギア ソリッド4がシリーズの最後の作品にはならなくても、これがこれまでの3作品のストーリーをつなぐものになることを明らかにした。小島氏は次のように述べている。「私はGeorge Lucas氏のような天才ではなく、このストーリーを初めから計画していたわけではない。私は、常にそれぞれのゲームで筋立てを完結させようとしてきた。しかし、何かの奇跡のおかげで、私はMGS4で過去の作品で残されていた謎とサイドストーリーを解決することができた」(小島氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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