岡山放送局

2008年6月12日 21時54分更新

こま犬など盗む 逮捕・送検


岡山市や赤磐市などの住宅や神社からこっとう品やこま犬などの盗みを繰り返していたとして、警察は裏付けのとれた670万円分について、12日までに、住所不定、無職の男ら4人を窃盗などの疑いで逮捕し、岡山地方検察庁に送検しました。

盗みなどの疑いで逮捕、送検されたのは、住所不定無職の小松太治被告(45)ら4人です。

警察によりますと小松被告らは、おととし9月から去年12月までの間に39回にわたって、岡山市の神社の参道に置かれたこま犬や、赤磐市の住宅の玄関先におかれた花瓶などおよそ3400万円相当の盗みを繰り返していたということです。

警察は12日までに裏づけのとれた花瓶など25点、670万円相当について、窃盗などの疑いで小松被告らを逮捕して岡山地方検察庁に送検しました。

すでに岡山地検は小松被告ら4人を盗みなどの罪で起訴しています。

また、盗んだものと知りながら小松被告らから15万円で水がめを譲り受けたとして、備前市東片上の自称陶芸家、安東憲治被告(32)も盗品等有償譲受けの疑いで逮捕、起訴されました。

盗みなどの疑いで起訴された4人のうち3人は、覚せい剤取り締まり法違反の罪でも起訴されていて、盗んだ花瓶などを売った金は生活費や覚せい剤にあてていたとみられています。