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06/12-12:59--「借金200億円削減」　６月定例倉敷市議会開会　伊東市長が所信表明

　６月定例倉敷市議会が１２日開会し、会期を３０日までの１９日間と決めた後、５３億９３００万円の今年度一般会計補正予算案など２６議案を一括上程。伊東香織市長が提案理由を説明した。５月に就任し、初の定例議会となる伊東市長は所信表明で「全国最年少の女性市長として、明るさと希望あふれる『世界に誇る倉敷市』に向けて全力を尽くす」と述べた。 　伊東市長は、行財政改革、対話重視、現場主義の市政運営を掲げ「投資対効果を考えながら４年間で市の歳出総額を１２０億円、借金総額を２００億円削減する」と財政健全化に全力を尽くす姿勢を示した。 　まちづくりのスタンスは、子育てするなら倉敷でといわれるまち▽安心して暮らせるまち▽個性と魅力を伸ばすまち―の３本柱。「何事も最初が肝心で、児童クラブや乳幼児医療費無料化の拡大の検討に加え、自主防災組織の結成も促進する。市のＰＲに向け、私自身が営業本部長として個性と魅力を全国に伝える」と説明した。 　倉敷チボリ公園（同市寿町）の存続問題については「私の責務はチボリの名称が使えなくなる来年１月以降の姿について、市民にとって最も良い姿となる方向を見つけること。議会や市民の意見をいただきながら対応したい」と強調。市立短大の４年制化については「少子化の時代にあっては、喫緊の課題ではないと考えている」とした。 　市議会は１３〜１６日は休会、１７日から質問戦が行われる。

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