エディソン・チャンの画像流出事件で騒然としている香港を、日本のAV女優の吉沢明歩（23）とみひろ（25）が訪れ、記者会見を行った。

　これは、aTV 亞洲電視というテレビ局の制作する番組『AV事務所』のための会見だそうで、会場には数多くの取材陣がつめかけた。

　この『AV事務所』は、 亞洲電視の新しい情報番組で、これから取材スタッフが日本を訪れ、AVの現場で製作秘話などを聞き出すほか、吉沢明歩やみひろの他にも、AV女優や加藤鷹を訪ねてインタビューを行う予定だという。

　しかし、香港でなぜこんなに日本のAV女優に注目が集まっているのだろうか？　香港芸能に詳しいライターは語る。

「実は、日本のアダルトビデオは香港で数年前から高い人気を誇っているんです。そのため、若者の間では、ヤメテーという日本語が流行っているのですが、これはAVから流行した言葉なんです」

　これからの公開作ではあるが、水野美紀が本格派アクションに挑んだ香港映画「蠍子」という作品には、夏目ナナも出演している。これは、やはり香港でのAV人気によるキャスティングだろう。また、過去にも「AV」という香港映画に天宮まなみも出演していて、2005年の東京国際映画祭に出品されたこともある。

　しかし、こうした日本のAV女優人気の裏には問題もあるようだ。

「香港では、映画に等級が設けられていて、一級は子供が見ても良い作品、二級はアクションやラブストーリーなどの作品、三級は激しすぎる暴力シーンや性的なシーンが含まれる映画を指します。そして四級は、主に裏ビデオのことを指し、日本のAVなどがこれにあてはまるのですが、ほとんどは違法なコピーによって売られています」（前出のライター）

　中国というとコピー商品が問題視されているが、こんなところにも波及しているようだ。

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