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アカシジア(あかしじあ)
  ◆分類
    副作用の症状
  ◆分類
  • 単調なロンド形式(ソナタや交響曲に用いられた技法で、室内を大股で歩き回ること)のように、「じっと座っていられない状態(着座不能、静座不能)」下肢がムズムズするといった異常知覚や焦燥、不眠などの精神症状を伴う
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 副作用はアカシジアです。ワイパックスか、できればランドセンで対応してください。
  • 徘徊を病状かアカシジアか、見分けるのは難しくて分かりません。貧乏ゆすりや足の筋肉のピクつきがあれば、間違いなくアカシジアです。長期に服薬している場合、遅発性アカシジアがかなりの率を占めているように思います。昔の精神病院では、病棟の半数以上の人が、熊のように歩き回っていた光景が思い出されます。
  • アカシジアには、ランドセン>ワイパックスです。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど suitaigairo

アキネジア(あきねじあ)
  ◆分類
    副作用の症状
  ◆分類
  • ア(否定)+キネシア(運動)で、動きが少なくなることを意味する。動きが稚拙になり、筋の緊張も亢進し、筋固縮が出現した状態。
  • 抗精神薬によるEPS(錐体外路症状)で非常によくみられる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
    
  ◆類義語
  • 特殊な例→ラビット症候群(口周囲に限局して、急速律動性の振戦を認めるもの、うさぎが餌を食べる時に、口をモグモグしているような症状)
  ◆参照HPなど suitaigairo

アキネトン(あきねとん)
  ◆分類
    薬名(抗コリン薬で、一般名はビペリデン)
  ◆分類
  • 抗パーキンソン病薬。
  • 手のふるえや体のこわばりを改善する。パーキンソン病では、ドパミンの低下にともない、アセチルコリン系の神経が強まっており、その神経の亢進状態をおさえます。(メーカーHP)
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • アキネトンは何のため?遅発性症状を作り、嚥下障害や口唇ジスキネジアを作っています。
  • 状態が分りませんので、答えにくいのですが、少なくともアキリデン(アキネトン)は、百害あって一利無しです。
  • アキネトンは欝を作り、ジストニアを悪化させる。
  • あとは、アキネトンが無くなれば、パキシルが効き始めます。
  ◆類義語
    アキリデン
  ◆参照HPなど http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/6koupa-kinnsonnzai.htm http://fight.but.jp/nikoniko-kusuri.htm

アゴニスト(あごにすと)
  ◆分類
    専門用語(作用の仕方)
  ◆分類
  • ドーパミン受容体の遮断の仕方によってもたらされる生理的効果の違いで区別された言葉で、「アゴニスト」は薬理学の分野で「作動薬」という意味
  • たとえば、「完全アゴニスト」は、ドーパミンD2受容体に結合すると、生理的効果として、完全な刺激(100%)をもたらす。
  • ふさぎ方の違いで、@「完全アゴニスト」、A「部分アゴニスト」(部分的遮断→エビリファイ)、B「アンタゴニスト」(完全な遮断→セレネースなど)などに分かれる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
    
  ◆類義語
  • アンタゴニスト(完全な遮断→セレネースなど)、部分アゴニスト(部分的な遮断、あるいは部分的な刺激→エビリファイ)
  ◆参照HPなど zyuyotai jyuyotaishadan

アスペルガー(あすぺるがー)
  ◆分類
    病名
  ◆分類
  • 発達障害の一種であり、一般的には、「知的障害のない自閉症」(高機能自閉症)と言われている。対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力、すなわち心の理論の障害が特徴とされる。特定の分野への強いこだわりや、運動機能の軽度な障害も見られる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • アスペルガーだとして、ストレスに過敏な反応を起こし、一過性精神病を起こしたものと考えられます。最初のリス1mg単剤が一番良くて、プロピタン、エミレースと、わざわざ難しくさせています。
  • アスペルガーの二次障害でしょう。デパケン+ルボックス+微量の抗精神病薬が基本ですが、今落ち着いているなら、このまま様子を見ましょう。
  ◆類義語
    アスペルガー症候群、アスペルガー障害
  ◆参照HPなど http://homepage2.nifty.com/atomochanomizu/index.htm http://ww6.enjoy.ne.jp/~washu-maru/

アセチルコリン(あせちるこりん)
  ◆分類
    物質名
  ◆分類
  • 主にコリン作動性神経内に貯蔵され、神経インパルスによって副交感神経や運動神経の末端から放出(遊離)され、情報(命令)を伝える役割を果たしている物質。
  • アセチルコリンは全身の働きに関連しており、アセチルコリン受容体に結合すると、たとえば、骨格筋や心筋、内臓筋の筋線維では刺激が伝達され、筋肉が収縮する。あるいは、副交感神経を刺激すると、脈拍を遅くし、唾液の産生を促す作用がある。また、脳内では記憶や認知機能と関連する。
  • したがって、アセチルコリンを阻害する(=抗コリン作用)と、副交感神経系の作用を抑えて脈が速くなる。目の毛様体筋の動きが悪くなり、ものが二重に見える。唾液の分泌が悪くなり、口が渇く。認知機能が低下して、物忘れがひどくなる。
  • だから、錐体外路症状を軽減する目的で投与した抗パ剤は、脳以外の全身のアセチルコリン受容体にも作用し、抗コリン作用を示すので、それで脳とは一見関連のない消化管、眼、心臓などのさまざまな副作用を起すこととなる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
    
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  acetylcholine

アディクション(あでぃくしょん)
  ◆分類
   専門用語
  ◆分類
  • 麻薬などを常用すること。酒におぼれること。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • とにかくアディクションに対する工夫が欲しいですね。
  • 強迫とアルコールは、にわとりと卵です。強迫はアディクションを生み、アルコールは強迫を増悪させます。
  ◆類義語
    嗜癖
  ◆参照HPなど

アーテン(あーてん)
  ◆分類
    薬名(抗コリン薬で、一般名は塩酸トリヘキシフェニジル)
  ◆分類
  • 抗パーキンソン病薬。
  • 手のふるえや体のこわばりを改善します。また、安定剤によるパーキンソン症状をおさえるのにも使用します。(メーカーHP)
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 抗パ剤(アーテン)により、遅発性ジスキネジアが生じている。アーテンを漸減してゼロにしたい。
  • アーテンは、昂揚、うつ、幻覚の元ですよ。
  • セレネース、コントミン、アーテン(トリフェジノン)、タスモリンなどが、妄想の陳旧固定化の原因です。
  • コントミン、ドグマ、フルメジン、アーテンなど、遅発性ジストニアの危険がいっぱいです。
  • アーテン(抗パ剤)が意味不明。こいつは鬱を作ります。
  ◆類義語
    セドリーナ
  ◆参照HPなど http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/6koupa-kinnsonnzai.htm http://fight.but.jp/nikoniko-kusuri.htm

アナフラニール(あなふらにーる)
  ◆分類
    薬名(三環系抗うつ薬で、一般名は塩酸クロミプラミン)
  ◆分類
  • 抗鬱剤。
  • 脳内神経終末への5-HT取り込みを選択的に阻害し、脳に直接作用することによって、気分を楽にし、意欲を高める効果がある。強迫観念に特に有効なものとしても有名。即効性を期待して点滴で使用されることもある。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 僕は、ルボックス300mg、パキシル50mgまでしか使ったことがありません。標準的なやり方だと、ルボックス250mgで有効性が無いなら、アナフラニールが最強です。
  • 強迫タイプなら、断然アナフラニールです。
  • アナフラニールは最強ですが、ややだるいのと、便秘や口渇が欠点です。
  • アナフラニールは、口渇、便秘さえ我慢できれば最強の薬で、ルボックスとの併用で、効果はより一層増強されます。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/3kouutuzai.htm http://fight.but.jp/nikoniko-kusuri.htm

アモキサン(あもきさん)
  ◆分類
    薬名(三環系抗うつ薬で、一般名はアモキサピン)
  ◆分類
  • 抗鬱剤。
  • 憂うつな気分をやわらげ、意欲を高める薬で、うつ病やうつ状態の治療に用いる。代表的な副作用は便秘。また意欲が高まるせいか食欲が増進されて太るという声が多い。立ちくらみ(起立性貧血症)や口の周りの違和感(舌のモツレ)などの副作用もある。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • おまけに強迫なら、トレドミン、アモキサンはハズレです。
  • アモキサンは、抗鬱作用は強いのに、馴れが起きやすく、効果が持続しません。
  • アモキサンは使うなら150mg以上
  • アモキサンは、最初切れ味が良く、あとで馴れが起こります。
  • リポバスもだるいし、少量のアモキサンもだるいだけです。
  • 統失ならアモキサンは要らないし、うつならエビは不要ですね。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/3kouutuzai.htm http://fight.but.jp/nikoniko-kusuri.htm

アルコール精神病(あるこーるせいしんびょう)
  ◆分類
    病名
  ◆分類
  • アルコール精神病は、アルコール依存兆候を有する精神病(振戦せん妄、アルコール幻覚症、アルコールてんかん)と、アルコール依存兆候を基盤として生じる精神病(アルコール性嫉妬妄想、アルコール性コルサコフ精神病、アルコール性痴呆)に分かれる。
  • アルコール依存症を基盤にして、精神病を生じたものを言う。以下のものが含まれる。
  • @振戦せん妄:飲酒を突然中断した後、意識混濁が生じ、小動物の幻視、作業せん妄などが出現する。精神運動興奮、自律神経症状が著明である。Aアルコール幻覚症:飲酒間欠時に、意識混濁を認め難いにもかかわらず、自分を呼ぶ声、自分を批評する声などの幻聴を認める。この幻聴は、一般的に被害的内容を持ち、数日ないし数ヶ月続く。不安、抑うつなどの感情障害を生じ、逃避的となり自殺を生じることもある。まれに攻撃的になる。Bアルコール性嫉妬妄想:アルコール依存に伴う妄想は嫉妬などの妄想状態がみられ、過去の飲酒歴から判断して、アルコールとの関連が明らかなもの。Cアルコール性コルサコフ精神病:この大部分は、振戦せん妄とともに始まり、せん妄状態が徐々に消失すると、この器質性症状が現れてくると言われている。記銘力障害、失見当識、つくり話などの症状が出現する。Dアルコール性痴呆:アルコール依存が長期にわたる場合には、脳に器質的、永続的な病変を起す可能性があると言われている。記銘力障害、判断力の低下、知能障害など、いわゆる痴呆状態と呼ばれる症状がみられる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • アルコールは、抗鬱剤を効きにくくさせ、またそれ自体でアルコール性うつ病の原因にもなります。
  • 強迫とアルコールは、にわとりと卵です。強迫はアディクションを生み、アルコールは強迫を増悪させます。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  

アルマール(あるまーる)
  ◆分類
    薬名(αβ遮断薬の狭心症治療薬)で、一般名は塩酸アロチノロール
  ◆分類
  • 血圧を下げる薬。高血圧症のほか、狭心症や不整脈の治療に用いる。そのほか、手のふるえを抑えるのにも使用する。
  • 血管を広げる作用と、心臓を休ませる作用がある。作用メカニズムは、交感神経のα受容体とβ受容体を遮断することで、両方の受容体に働くことで、降圧作用が強まり、逆に副作用は軽減される。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • リーマスの振戦だけなのか、過去の抗精神病薬による遅発性パーキンソン症候群なのか、そこで少しやり方が違います。振戦対策は、普通アルマールやインデラルでしょう。シンメトレルを使いたいですが、ここからは何とも言えません。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  

アレジオン(あれじおん)
  ◆分類
    薬名(ヒスタミンH1拮抗薬で、アレルギー疾患治療薬)、一般名は塩酸エピナスチン
  ◆分類
  • 広く抗アレルギー薬に分類される「ヒスタミンH1拮抗薬」。第2世代抗ヒスタミン薬でもあり、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が少ない。比較的速効性で、服用後、まもなく効果がでてくる。
  • アレルギーの発症には、ヒスタミンやロイコトリエンなどいろいろな体内物質が関与しており、この薬は、おもにヒスタミンをおさえることで、各種のアレルギー症状を改善する。クシャミ、鼻水、じんま疹、皮膚のカユミなどに有効。花粉症やアトピー性皮膚炎にも使う。
  • とくに、アレルギー性鼻炎(くしゃみ、鼻水)によい効果。アトピー性皮膚炎では、カユミの軽減効果が期待。軽い喘息にも適応するが、この場合は他の薬の補助薬として用いる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 尿閉による頻尿には、エブランチル。痒みには、アレジオンやアレロックを使います。いずれもデプロメールによるものです。聴覚過敏には、デパケンかランドセンが欲しいですね。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  

アレロック(あれろっく)
  ◆分類
    薬名(ヒスタミンH1拮抗薬で、アレルギー疾患治療薬)、一般名はオロパタジン
  ◆分類
  • 広く抗アレルギー薬に分類される「ヒスタミンH1拮抗薬」。第2世代抗ヒスタミン薬でもあり、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が少ない。アレルギーの発症には、ヒスタミンという体内物質が関与しており、この薬は、そのヒスタミンの受容体をブロックして、アレルギー症状を止める。アレルギーによるクシャミ、鼻水、じんま疹、皮膚のカユミなどに有効。花粉症に使われることもある。そのほか、アレルギーに関与するいろいろな化学伝達物質(ロイコトリエン、トロンボキサンなど)をおさえる作用がある。比較的速効性で、服用後、まもなく効果がでる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 尿閉による頻尿には、エブランチル。痒みには、アレジオンやアレロックを使います。いずれもデプロメールによるものです。聴覚過敏には、デパケンかランドセンが欲しいですね。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  

イソミタール(いそみたーる)
  ◆分類
    薬名(バルビツール酸誘導体で、一般名はアモバルビタール)
  ◆分類
  • 睡眠、鎮静薬。
  • 耐性や依存症を起しやすいため、短期間の服用で効果のある興奮を伴った不眠に使用する。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • イソミタールは、一週間でも体に留まり、譫妄、頭痛、知覚低下の末に、嗜癖に至ります。致死性もあり、ブロバリンと共にその病院がボロかどうかのバロメーターになります。
  • イソミタールを出す病院は、昭和40年代から、時間が止まったままでしょう。
  • パルレオン(ハルシオン)2錠とかイソミタール、ブロバリンなど、東京風の悪処方。何より、ダルメート2錠では、だるくて(シャレみたい・・・)仕方ありません。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  

インデラル(いんでらる)
  ◆分類
    薬名(β遮断薬の狭心症治療薬)で、一般名は塩酸プロプラノロール
  ◆分類
  • 血圧を下げる薬。狭心症の治療にも用いる。
  • 心臓を休ませる作用がある。作用メカニズムは、心臓にある交感神経のβ受容体を遮断することで、これにより心臓の拍動がおさえられ、血圧が下がる。
  • 高血圧症や狭心症に用いるほか、頻脈性の不整脈にも有効。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • リーマスの振戦だけなのか、過去の抗精神病薬による遅発性パーキンソン症候群なのか、そこで少しやり方が違います。
  • 振戦対策は、普通アルマールやインデラルでしょう。シンメトレルを使いたいですが、ここからは何とも言えません。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  

インプロメン(いんぷろめん)
  ◆分類
    薬名(ブチロフェノン誘導体で、一般名はプロムペリドール)
  ◆分類
  • 抗精神病薬で、適応症は、統合失調症。
  • 錐体外路症状が強い。ドーパミンD2受容体に対する選択性が高く、幻覚、妄想作用は強いが、鎮静作用は弱い。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
    
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/4seisinnbyouyaku.htm http://fight.but.jp/nikoniko-kusuri.htm

AC(えいしー)
  ◆分類
    病名
  ◆分類
  • 語源のアダルト・チルドレン・オブ・アルコーリックス(Adult Children of Alcoholics=ACOA)に端を発するように、アルコール依存症の治療現場から生まれた。
  • 「アルコール依存症の親を持つ家庭に生まれ、現在大人になった人」というのが意味。現在では、このもともと持つ意味が拡大され、単にアルコール依存症の親から産まれた子供でなくても(仕事依存症やギャンブル依存症、摂食障害など)このアダルト・チルドレンという言葉が適用されるようになった。この場合は、厳密に言うとアダルト・チルドレン・オブ・ディスファンクショナル・ファミリー(Adult Children of Disfunctional Family)と呼ばれ、「機能不全の家族に生まれ、現在大人になった人」という意味になる。
  • ACの特徴は、ACは何が正常かを推測する(「これでいい」との確信が持てない)、ACは物事を最初から最後までやり遂げることが困難である、ACは本当のことを言った方が楽なときでも嘘をつく、ACは情け容赦なく自分に批判を下す、ACは楽しむことがなかなかできない、ACはまじめすぎる、ACは親密な関係を持つことが難しい、ACは自分にコントロールできないと思われる変化に過剰に反応する、ACは他人からの肯定や受け入れを常に求める、ACは他人は自分と違うといつも考えている、ACは常に責任をとりすぎるか、責任をとらなすぎるかである、ACは過剰に忠実である。無価値なものとわかっていてもこだわり続ける、ACは衝動的である。 他の行動が可能であると考えずにひとつのことに自らを閉じこめるなどである。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • ACやPTSDや強迫まで、ひっくるめて「うつ病」にしてしまう。(誤診への道)
  • ACを考えるなら、家族ワークを。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど

ADHD(えいでぃえいちでぃ)
  ◆分類
    病名
  ◆分類
  • 発達障害のひとつで、多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 僕も小学生までのADHDには、リタリンが絶対です。
  • ADHDの二次障害で、抗精神病薬を使う場合はあります。ジプがいいとは思いませんが・・・。
  ◆類義語
    多動性障害
  ◆参照HPなど

エビリファイ(えびりふぁい)
  ◆分類
    薬名(一般名はアリビブラゾール)
  ◆分類
  • 第三世代抗精神病薬。
  • 非定型向精神薬。世界初のドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト(ドパミン過剰状態では遮断薬として抑制的に働き、ドパミン枯渇状態では作動薬として働く)。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • エビの特徴は、アンタゴニストじゃなくスタビライザー・・・つまり過剰占拠をコントロールするので、ここから先増やしても、正比例的にきつくならない・・・と予想されます。そこが、リス、ジプなどの薬との決定的な違いです。
  • エビリファイはいいと思います。@受容体を過剰占拠している前薬を追い出す力がある。(受容体親和性がケタ違い)Aセロトニン系にも親和性が強く、不安に効果がある。心配な点は、睡眠や鎮静効果が弱い事でしょう。
  • 血中半減期が長いわりに、毎日使っても、定常状態に達するのに2週間もかかり、おそらく完全排泄時間が短くて、毎日の服用が必要なのでは、と推測します。15m以上増やしても、受容体占拠率は一定で、臨床試験でも有意差が無かった、と言う報告もあり、過剰占拠が無いのが、この薬の最大の長所です。
  • エビは合う人が限られています。意欲が乏しく、引きこもり、自閉タイプじゃないと難しいでしょう。
  • 僕の中間的結論。エビでもリス、ジプでも(セロクエル、ルーランは問題外)、有効率は60〜70%。但し、他は無効や過鎮静例のみだが、エビは再発率が極めて高い。
  • 錐体外路症状は無いし、過食、過眠も軽減する。但し、不眠、アカシジア、過覚醒は相当なもの。リス1mg=エビ3mgくらい。味酒の非脱落率も60%。1.5mg、3mg、6mg、9mgで全体の90%。有効例は、極めて著効例が多い。12mg、15mg、18mg・・と増えるほどうまく行かない。
  • リスやジプ、パキシルとの併用例に有効が多い。
  • その後のエビ状況ですが(2006.9.26)、約100人で、悪化20名、脱落30名、併用30名、単剤20名・・・です。この場合、邪道とは思いますが、ジプ5mg+エビ12mgで統合を目指したいです。
  • 公式には、リス1mg=エビ4mgですが、僕は3mgで対応しています。
  • 統失ならアモキサンは要らないし、うつならエビは不要ですね
  • 少量のエビを加えたいのですが、非定型には自信がありません。
  • エビは中止しても、なかなか受容体から離れません。リスが効いてくるのを待つしかありません。エビの昂揚は厄介です。
  • 大塚製薬も、最近しぶしぶと、併用療法の有効性を認めざるを得なくなっています。それにしても、エビ単剤で爽快な人と、併用やむなしの人・・前もって見分ける事は、至難の業です。
  • やはり、前回と同じように、単剤での有効例は50%弱。その後は、併用例ばかり増やしている。
  • 海外で第一選択薬になっているのは、発売初期の未だ臨床例が無い時期に、薬理作用だけで選んだ、一部学者の勇み足とのこと・・・。やはりアクセルとブレーキが必要で、併用に活路あり。非定型薬が主剤で少量のエビ併用の場合と、エビが主剤で非定型薬少量の補強・・の場合と、どちらもうまく行っている。
  • 海外でも、あくまでも単剤志向だが、併用期(切り替え上乗せ期)を、出来るだけ長く・・と言っているらしい。数週間で切り替えという初期のうたい文句は、完全に崩れた。併用期は、年単位!かも知れない。
  • やはり、長年に渡って作られたリス脳、ジプ脳、抗パ剤脳は、それなりにバランスが完成されていて、それを一挙に崩すエビの破壊力は、かなりのもの。
  • エビは蓋を開けるので、妄想を語り始める。程よく開けば、病識にもつながり、思いっきり開くと、過覚醒や興奮に繋がる。これは定かでないが、エビは妄想に附随する強迫を悪化させる。リスやエビにも、少しその傾向がある。そこに、SSRIの併用が必要になる。まだ試行錯誤の段階だが、リス+ルボックスや、ジプ+パキシルに、有効例が見られる。
  ◆類義語
    通称はエビ
    錠剤と散剤 がある。
  ◆参照HPなど http://fight.but.jp/nikoniko-kusuri.htm http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/4seisinnbyouyaku.htm
              http://jyouhouarekore.web.fc2.com/

エブランチル(えぶらんちる)
  ◆分類
    薬名(降圧薬で、一般名はウラビジル)
  ◆分類
  • 血管にある交感神経のα受容体を遮断して血管を広げ、高血圧の治療に用いるとともに、尿道平滑筋にあるα受容体を遮断して尿道をゆるめ、尿の出をスムーズにするなど、前立腺肥大症などに伴う排尿障害の治療に用いる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • 尿閉にはエブランチルです。
  • 尿閉による頻尿には、エブランチル。痒みには、アレジオンやアレロックを使います。いずれもデプロメールによるものです。聴覚過敏には、デパケンかランドセンが欲しいですね。
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど  arufashadanyaku

オメプラール(おめぷらーる)
  ◆分類
    薬名(胃炎・消化性潰瘍治療薬で、プロトポンプ疎害薬。一般名はオメプラゾール)
  ◆分類
  • 胃酸の分泌を抑えて消化性潰瘍を治療する薬。胃液を分泌する胃腺の壁細胞内における一連の胃酸分泌反応の最終段階では,壁細胞のなかから水素イオンを放出してカリウムイオンを取り込むプロトンポンプと呼ばれる酵素(H+,K+ATPase)が働いている。本剤は,このプロトンポンプの働きを阻害して胃酸の分泌を抑制するといわれる。
  ☆毒舌笠語録からの抜粋または慣用句
  • クラリス(抗生物質)やダーゼン、ムコブリンなど、風邪薬をダラダラ飲めば、胃が悲鳴を上げますよ。オメプラール+ドグマチール+ワイパックス・・・で如何でしょう?
  ◆類義語
    
  ◆参照HPなど protopomp