尖閣諸島・魚釣島付近の日本領海内で10日、台湾の遊漁船「連合号」と海上保安庁の巡視船「こしき」が衝突し、連合号が沈没した事故で、第11管区海上保安本部の事情聴取を受けていた船員2人は12日午前、調べを終え台湾へ向かった。船員らは同日、琉球新報などの取材に、11管が、連合号がジグザグ航行していたとしていることに対し「そうではない」と否定した。
帰国したのは連合号の項彦豪機関長(32)と楊坤風機関員(53)。機関長は午前8時50分発の便で、機関員は同10時15分の便で石垣空港を出発、那覇空港を経由し12日中に台湾へ帰国する予定。連合号の何鴻義船長(48)は同日も引き続き任意での事情聴取を続ける。
項機関長らは、同日、石垣空港で琉球新報などの取材に答えた。11管が連合号がジグザグ航行していたとしていることに対して、項機関長は「そうではない」と強い口調で否定。楊機関員も「1時間に12マイルの速さで東北東に向かって直進していた」と話し、台湾遊漁船の船首右弦側に巡視船がぶつかったと、記者のノートに図を書いて説明した。楊機関員は衝突時、数人と夜食を食べている最中だったといい、「蛇行(ジグザグ航行)だったかどうかはGPSのデータを見れば、はっきりとしたことが分かるはずだ」と話した。
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