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来島海峡大橋仮設桁落下事故から10年 (2008-06-10・15:12)

 

 7人の犠牲者が出た来島海峡大橋の仮設橋桁落下事故から10日で10年になります。事故現場の慰霊碑では島民らが花を供えて亡くなった人たちの冥福を祈りました。  
 この事故は、1998年の6月10日、今治市馬島の来島海峡大橋の建設現場で工事のため設置していた仮の橋桁が落下し、橋桁の上で作業していた作業員7人が死亡したものです。
 事故現場の馬島で行われた献花式には、今治市の越智忍市長や馬島の住民らおよそ30人が参列しました。
 式では 参列者が慰霊碑に花を供えた後、全員で黙とうを捧げ亡くなった7人の冥福を祈りました。   献花式のあと、馬島総代・檜垣光男さんは「ご遺族の方たちに対してもこの慰霊碑だけは島民がいる限りはお守りをしていきたい。橋ができたおかけげで島民も便利になっていますという感謝の念と同時に慰霊碑をいつまでも守ってあげんといかんという気持ちをいつも持っています」と話していました。 
 しまなみ海道の工事では、あわせて14人の作業員が亡くなっています。越智市長らは来島海峡サービスエリアの慰霊碑にも花を供え、犠牲者全員の冥福を祈りました。

 
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