作業員7人が死亡した瀬戸内しまなみ海道来島海峡大橋の工事用仮設けた落下事故から10年を迎えた10日、事故現場となった今治市馬島などの慰霊碑に同市関係者や地元住民らが献花し、海道工事殉職者の冥福を祈った。
しまなみ海道では、1975年12月の大三島橋着工から99年5月の愛媛―広島間開通までに工事関係者ら14人が死亡。このうち7人が亡くなった98年6月10日の工事用仮設けた落下事故は、本州四国連絡橋3ルート中、最悪の惨事となった。
10日は午前9時ごろから同市馬島の慰霊碑で献花式があり、市関係者や地元住民、当時の工事関係者ら約30人が参列した。越智忍市長は「合併した今治市にとって橋は不可欠。魅力あるまちづくりをし、ご冥福を祈りたい」とあいさつ。七人の名前が刻まれた慰霊碑に花を手向けて黙とうをささげた。