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	大阪市交通局駅員が地下鉄「タダ乗り」
	教団資金横領の「浄土宗」元職員に懲役７年
	立命館大学　応援団リーダー部　元団長を逮捕
	橋下知事　府債発行増額を示唆
	秋葉原通り魔事件　救助に当たった医師が語る
	阿波踊り用　浴衣づくり
	改正少年法成立　少年審判の傍聴が可能に
	大阪市消防局　硫化水素の除去装置を考案
	ミスタードーナツでドーナツに金属片が混入
	大阪市教委規則に反し備品を分割購入

最終更新日時：2008年6月12日 00:19

大阪市交通局駅員が地下鉄「タダ乗り」

乗車カードの記録を消去

大阪市交通局の駅員ら４人が、地下鉄のカード乗車券の記録を不正に消して、無賃乗車を繰り返していたことが、11日わかりました。不正乗車をしていたのは、大阪市営地下鉄「大阪ビジネスパーク駅」に勤務する運輸助役（５０）ら４人です。大阪市によりますと、助役らは、カード乗車券「レインボーカード」などを使って地下鉄で出勤し、勤務中にカード処理機で乗車記録を消すなどの手口で、不正乗車を繰り返していました。このうち、助役の１人は落とし物のカードを使っていたほか、運賃が半額になる身体障害者用の乗車券を悪用していました。不正乗車の総額はおよそ９万円にのぼり、４人とも不正を認めています。４人には毎月、交通費が実費で支給されていました。大阪市は、料金の返還を求めるとともに、他に不正がないか全ての職員を調査するとしています。

( 2008/06/12 0:19: 更新)

教団資金横領の「浄土宗」元職員に懲役７年

3億円あまりを横領

京都に総本山を置く「浄土宗」の教団資金およそ３億円を着服したとされる元職員の男に対し11日、京都地方裁判所は懲役７年の判決を言い渡しました。業務上横領の罪で判決を受けたのは、「浄土宗」宗務庁の元職員、桒生義文被告（５２）です。桒生被告は、教団の財務局職員として勤務していた２００１年から２００４年にかけて、僧侶らの共済積立金など３億３２００万円を着服したとされます。また、検察側は「時効となった分も合わせると、横領額はおよそ８億円にのぼる」と指摘していました。１１日の判決で、京都地方裁判所の入江克明裁判官は「残高証明書を偽造するなどして犯行が容易に発覚しないようにし、横領行為を繰り返した」と指摘。そのうえで「犯行の継続性、常習性は明らかで悪質な犯行」として、桒生被告に懲役７年を言い渡しました。

( 2008/06/12 0:19: 更新)

立命館大学　応援団リーダー部　元団長を逮捕

解散撤回をめぐり教授を脅迫

立命館大学の応援団リーダー部の元応援団長が暴力行為で解散した部の復活を求め、男性教授に脅迫電話をかけたとして京都府警に逮捕されました。
強要未遂の疑いで逮捕されたのは立命館大学５年で元応援団長の羽戸康哲容疑者（２２）です。５年前、立命館大学で入学式のリハーサルの最中に応援団リーダー部の下級生が上級生に壁に押し付けられるなどして一時、意識不明になる事故が起きました。リーダー部は大学に対して「今後暴力行為があれば解散する」と誓い半年後に活動を再開。しかし２００６年、合宿中に男子部員が下級生のほほを殴っていたことが発覚したためリーダー部はことし３月に「解散処分」になっていました。警察の調べによりますと、羽戸容疑者はリーダー部の解散処分を撤回させようと、男性教授（４８）に「家族・自宅周辺を注意してください」「ヤクザを使ってやる」など電話をかけた疑いが持たれています。調べに対して羽戸容疑者は大筋で容疑を認めているということです。

( 2008/06/11 19:47 更新)

橋下知事　府債発行増額を示唆

「議会が反対するなら」府債増額を示唆

原則ゼロとしていた府の借金である府債を、１８５億円発行する財政再建案を示した、大阪府の橋下徹知事は、１１日の会見で、さらに府債の発行を増やす可能性があることを示唆しました。橋下知事「議会の皆さんは人件費と私学助成は徹底的に反対となっている。いま財源が措置できるのは退職手当債しかありませんので。」１１日の定例会見でこう述べた橋下知事は、当初、「府債の発行は原則ゼロ」としていましたが、今月５日に出された財政再建案では、職員の退職金の支給にあてる退職手当債の発行を１８５億円盛り込みました。しかし、府議会の主要会派は、人件費や私学助成の削減幅の圧縮を求めていて、橋下知事は、７月の府議会で予算案の修正を求められれば、退職手当債の発行を限度額の２７０億円まで増やすこともありうるとしています。橋下知事は、「否決なんて事になったらまた暫定予算を組まないといけない。府庁の職員がそれこそ本当に死んじゃうんで・・」と話しています。さらなる譲歩を迫られることになるのか。臨時議会は来月１日に始まります。

( 2008/06/11 19:47 更新)

秋葉原通り魔事件　救助に当たった医師が語る

救助にあたった徳島市の西條良香医師（３９）

東京・秋葉原で男女１７人がナイフで刺されるなどして死傷した通り魔事件。現場に偶然居合わせた、徳島県の医師が救助の様子を語りました。
東京、秋葉原で起きた通り魔事件。７人が死亡し、１０人が重軽傷を負いました。この現場で、事件直後から救助に当たる黄色いＴシャツ姿の男性がいました。徳島市の産婦人科医西條良香さん（３９）。研究会に参加するため東京を訪れていて、偶然、事件直後の現場を通りかかりました。「どこを見ても人が倒れている。血の海の中で倒れている。頭の中は真っ白で状況を把握できなかった（西條医師）。西條さんは、すぐに倒れている人への救助活動を始めました。「医療器具は、まわりの携帯電話や電化製品のショップの販促用のタオルしかない。それを何枚にも重ねて、傷口の上において圧迫した。止血しても血は出てくるから、あれほど救急車が待ち遠しかったことはない。西條さんは犠牲者の一人、武藤舞さん（２１）が搬送される際、応急処置を施していました。「武藤さんは誰かの名前を言っていた。（付き添いの男性に）この子にずっと話しかけといてくれと言った」しかし武藤さんはその後、搬送先の病院で帰らぬ人となりました。当時、西條さんが履いていた靴には事件現場で付いた血が残っています。あの現場ではたしてどれだけのことが出来たのか…西條さんは自分を責め、悩み続けています。「『がんばれ！僕は医者だからがんばれ』と、倒れていた人にはそれしか言えなかった。臓器の場所や、損傷の程度も分かるが何もできない。本当に辛かった」それでも、西條さんは現場で多くの人が協力して救助活動に当たったことで、救うことのできた命もあったと言います。「本当に通りすがりのいわゆるアキバ系やオタク系の人たちが救助活動をしてくれなければ、もっとひどい結果になっていた。もし会えるならありがとうとお礼を言いたい」今週末、西條さんは献花をするため、事件現場を訪れる予定です。

( 2008/06/11 19:13 更新)

阿波踊り用　浴衣づくり

８月本番

徳島市では、８月の阿波踊りの本番を前に踊り用の浴衣づくりが盛んに行われています。徳島市佐古の染色工場では去年より２週間も早く注文が入り、今が浴衣づくりの最盛期で、来月中に６００人分の浴衣を仕立てる予定です。まず木綿地に「連」と呼ばれる踊りのチーム名や模様の型をあて、海草でつくったのりを塗りこみます。そして染料を入れると、のりのついていない部分に色がしみこみ、それをさっと水洗いすると木綿地に鮮やかな模様が浮かび上がります。梅雨の晴れ間、染めたばかりの浴衣地は天日に干され風に揺れていました。徳島の阿波踊りは８月に本番を迎えます。

( 2008/06/11 14:12 更新)

改正少年法成立　少年審判の傍聴が可能に

６ヶ月以内に施行

これまで原則、非公開だった少年審判で被害者や遺族の傍聴を認める少年法の改正案は、１１日午前、参議院本会議で可決され、成立しました。１１日の参議院本会議では少年法の問題点を訴えてきた神戸連続児童殺傷事件の遺族らも傍聴するなか採決が行われ改正少年法が賛成多数で可決、成立しました。改正少年法は、殺人などの重大な事件に限り家庭裁判所が加害少年の心身の状態などを考慮した上で、被害者や遺族に審判の傍聴を認めるものです。また、被害者らが不安を感じる恐れがある場合は、支援者などの付き添いも認めるとしています。神戸連続児童殺傷事件の遺族、土師守さんは本会議の後で「事件当時から考えると、かなり進んだと思う。被害者にとっては十分ではないが変わっていくことが重要だと思う」と述べました。改正少年法は６ヶ月以内に施行されます。

( 2008/06/11 12:25 更新)

大阪市消防局　硫化水素の除去装置を考案

避難誘導作業が円滑に

硫化水素による相次ぐ自殺を受けて、大阪市消防局は全国で初めて硫化水素を取り除く装置を開発しました。こちらが硫化水素を無毒化する装置で、相次ぐ硫化水素自殺を受けて大阪市消防局によって開発されました。仕組みは単純でケースの下から吸い込まれた硫化水素が特殊な活性炭によって無毒化され、送風機からのきれいな空気で吐き出されるというものです。１０日、城東区のマンションで、警察の家宅捜索を受けた男が硫化水素を発生させ自殺した事件でもこの装置が使われました。通常なら３時間以上かかるガスの除去が１時間近くでできたということです。大阪市消防局機動指揮支援隊の北口正隊長は「今までだと消防隊も高濃度の硫化水素の中で活動を強いられたがこれは循環型なので発生した場所に設置すれば消防隊も中に入らなくていい」と話しました。大阪市は消防庁や総務省などに情報提供をしていて「全国の消防署に広がれば」と話しています。

( 2008/06/11 12:08 更新)

ミスタードーナツでドーナツに金属片が混入

４０００個以上を回収へ

大阪府枚方市の「ミスタードーナツ」で販売されたドーナツ１つに金属の破片が混入していたことが分かりました。
金属片の混入が分かったのは、大阪府枚方市長尾谷町の「ミスタードーナツ枚方長尾ショップ」です。運営会社のダスキンによりますと、７日男性客から「購入したドーナツの中に金属が入っている」という通報がありました。店が調べたところ、７日昼ごろに販売された「ポン・デ・抹茶あずき」の中に縦３ミリ、横４ミリ、厚さ１ミリの金属片が入っていたことが分かりました。男性にケガはありませんでした。金属片は、ドーナツの生地を切る機械の一部が、金属疲労を起こして破損し、混入したものと見られています。破損の状態から、他にも混入している可能性があり、店ではこの店で販売されたドーナツ約４１５０個の回収を行うとしています。

( 2008/06/11 12:08 更新)

大阪市教委規則に反し備品を分割購入

癒着疑惑も

大阪市立の学校が１０万円以上の備品を購入する際に見積もりを比較し購入する市の規則に反し、複数の学校で故意に分割して購入していたことがわかりました。大阪市では１０万円を超える備品を買う場合、複数業者の見積書を比較した上で契約を結ばなくてはなりません。しかし公正職務審査委員会によりますと大阪市の複数の学校で、児童の名札を購入する際故意に１０万円以下に分割し、見積もり比較をせずに購入していたということです。ある小学校ではおよそ４５万円する応接室のソファーセットを５回に分けて購入していました。公正職務審査委員会ではこうした不適正な契約はコストの上昇につながると共に、特定業者との癒着も疑われると指摘し、契約の件数や金額が多い業者を報告するよう勧告しています。

( 2008/06/11 12:07 更新)

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