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映画評論家の水野晴郎さん死去

6月11日12時58分配信 読売新聞


 テレビの映画解説で知られた映画評論家の水野晴郎(みずの・はるお、本名・山下奉大=やました・ともひろ)さんが、10日午後3時5分、肝不全のため東京都内の病院で亡くなった。76歳。

 葬儀は近親者だけで行う。7月17日にお別れの会を開く予定。場所は未定。

 岡山県高梁市生まれ。1956年、20世紀フォックス映画に入社。その後、日本ユナイト映画に移った。映画宣伝を手がけ、「史上最大の作戦」「夕陽のガンマン」などの邦題も編みだし、ヒットに貢献した。独立した72年からは日本テレビ系「水曜ロードショー」(後に「金曜ロードショー」)で映画解説を担当。親しみやすい笑顔と口ひげ、「いやあ!映画って本当にいいもんですね」という決めゼリフで人気になった。

 映画やテレビドラマ、バラエティー番組などにも出演。96年には自らの製作・監督・脚本・主演で、映画「シベリア超特急」を発表。一部のファンの人気を集め、シリーズ化された。

 著作も多く、「母の愛、そして映画あればこそ…」では、93年に第13回日本文芸大賞を受賞。国内外の警察事情にもくわしく、「世界の警察」の著書もある。

 また、83年の参院比例選では、新自由クラブ民主連合から立候補したが、落選している。

最終更新:6月11日13時17分

主なニュースサイトで 水野晴郎(1931-2008) の記事を読む

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