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日台友好の足跡 宮城・瑞巌寺に李登輝氏句碑を建立
台湾の李登輝元総統が昨年、宮城県松島町を訪れたことを記念し、李元総統の俳句を刻んだ石碑が8日、同町の国宝・瑞巌寺の境内に建立された。
李元総統は昨年6月、李曽文恵夫人とともに、松尾芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地を歴訪。県内では多賀城、塩釜、松島などに立ち寄った。
松島で李元総統は「松島や光と影の眩(まぶ)しかり」、夫人は「松島やロマン囁(ささや)く夏の海」と読句。これを記念し、日本李登輝友の会、日台親善協会の関係者らが約200万円かけ、縦約180センチ、横約90センチの石碑を建立した。
除幕式には、李元総統から「碑が立つのは私の人生でこの上ない喜び。これを機に日本と台湾がより緊密になることを祈ります」とメッセージが寄せられた。