最終更新:2008/06/11 21:08

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND報道2001新報道プレミアA

映画監督としても活躍の映画評論家・水野晴郎さん、肝不全のため死去 76歳

映画監督としても活躍の映画評論家・水野晴郎さん、肝不全のため死去 76歳
映画評論家・水野晴郎(本名・山下奉大)さんが、10日午後3時すぎ、肝不全のため76歳で亡くなった。
水野さんは2005年、「勇気と世界の文化について教えられたのは、映画だったんです。その映画のために、僕たちの人生を逆にささげてもいいんじゃないかと。そんな気がするんですよね」と話していた。
水野さんは、1956年に大手洋画配給会社に入社し、宣伝マンとして、映画「ビートルズがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!」、「007危機一髪」など、海外の名作の日本語タイトルをつけたことで知られている。
その後、独立して映画評論家として活躍してきた。
また、1996年には、自らが主演を務めた映画「シベリア超特急」で、念願の映画監督デビューを果たした。
「シベ超」の愛称で親しまれたこの映画は、一部のファンから熱狂的な支持を得て、シリーズ化された。
水野さんは、2006年1月27日に自宅で倒れ、意識不明の重体になった。
しかし、2週間ほどで退院し、復帰会見を行った。
2006年2月の復帰会見で、水野さんは「救急車で運ばれたことも覚えてないし、病院で処置を受けたことも覚えていません。いやぁ、健康って本当にいいもんですね」と話していた。
2008年春、水野さんは、映画「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」の撮影に臨むなど、元気な姿を見せていた。
しかし水野さんは、最近体調を崩し、入退院を繰り返していた。
「お別れの会」は、水野さんの誕生日の7月19日に予定されている。
水野さんは生前、「映画は青春でもあり、映画は人生ですからね。いやぁ、映画って本当にいいものですね」と語っていた。

(06/11 19:34)


「社会」の最新記事

最新記事

Today's Question

18歳未満の青少年のインターネット利用を規制すべきと思いますか?

規制すべき
規制すべきでない
どちらでもない

送信

結果をみる

投稿する

記事に対する意見・ご感想や情報提供はこちらから

映像の投稿はこちらから

「Windows Media Player」または「Flash Player」にて 動画をご覧ください。

Windows Media Player

FLASH PLAYER