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殺人トマト? 米で食中毒騒動、マックなど使用自粛

2008年6月11日19時28分

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写真ロサンゼルスで10日、トマトを提供しないことを客に知らせる張り紙を出したマクドナルド店舗=ロイター写真米フィラデルフィアで10日、サルモネラ菌汚染の心配のないカナダ産温室トマトを買う消費者=AP

 【ニューヨーク=真鍋弘樹】米国各地で4月中旬以降、サルモネラ菌に汚染されたトマトによる食中毒が167件確認され、ハンバーガー店などの外食産業が生のトマトの使用を控える動きが広がっている。

 米食品医薬品局(FDA)によると、被害が出ているのは大型の品種で、小型のチェリートマトなどは安全が確認されている。FDAがサルモネラ菌による食中毒の恐れを警告したのがきっかけで、マクドナルドなどの大手外食チェーンが次々と該当するトマトの使用を自粛。最大手のウォルマートなど小売りチェーンも販売を控え始めている。

 サンドイッチなどに欠かせない食材だけに消費者の間では動揺が広がり、タブロイド紙のニューヨーク・ポストは1面で「殺人トマトの攻撃」という見出しで報じた。

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