イングリッシュアドセンサー : クリック単価4倍の英語サイトでアドセンス あなたがすでにアドセンスを運営しているとしたら、一度アドセンスアカウントにログインしてみてください。あなたのサイトの平均クリック単価はいくらですか? クリック単価は様々な要素が影響するので、単純に比較するのは難しいのですが、私が運営している日本語のサイトと英語のサイトでは、平均クリック単価が1.5倍〜6倍程度違います。 平均すると英語のサイトの方が4倍クリック単価が高いです。 簡単に言ってしまうと、日本人は英語圏の人に4倍のハンデを付けられているのと同じです。 日本語でサイトを必死に作っても、アメリカ人はたった1/4の労力で同程度の収入を得ているのです。 これがなぜ起こっているのかは、2つほど理由があります。 第一にPPCがより多く使われていること。つまり、PPC広告の市場の競争が激しいため、自然と各キーワードの単価が上がっていくのです。これは広告主にとってはあまり嬉しいことではありませんが、当然ながらアドセンスを利用する側からとってみるととても嬉しいことです。 第二にインターネット人口がアメリカだけで日本の約3倍、英語圏全部を含めると日本の4倍以上になることです。(下図参照)当然のことながら、人口が多ければ競争も激しくなりますから、よりいっそうPPCの広告単価も高くなります。
この2つの要素が組み合わされば、アドセンスのクリック単価が4倍にもなることは簡単に理解できると思います。 だけど実は英語圏が有利な点はこれだけじゃないんです。 インターネット人口が多いということは、それだけ各キーワードの検索回数が多いです。英語と日本語のキーワードの比較として、「アルツハイマー」"alzheimers"というキーワードを見てみましょう。この2つのキーワードだけを見ても1ヶ月に検索される回数は日本語が17,348回で英語は69,632回となり、約4倍の差があります。 これだけではなく、さらに決定的な差があります。 検索エンジンからの訪問者を見越してサイトを作る場合、ある程度の検索回数がないと、労力に見合った収益を得ることが出来ません。私は通常800回を超えるキーワードに絞ってキーワード調査をしてください、とアドバイスしています。 下に英語版、日本語版のオーバーチュアのデータを画面コピーしていますが、月間検索回数が800回を超えるキーワードは英語だと21個あるのに対して、日本語の場合は5つしかないことが分かります。 つまり使えるキーワードの数も日本の数倍あるのです。 このように、平均のクリック単価が4倍であるだけではなく、市場規模も数倍以上なのですから、どれだけ日本人が大変な思いをしないと英語圏の人の同じだけの収入を得られないかが良く分かると思います。 私はこの事実を知って日本語のサイトでアドセンスを実践するのが悲しくなりました・・・ 英語圏の市場に参入してみるのはどうでしょうか? メリットは歴然としていますね。
これだけのメリットがあるのであれば、当然誰もが参入するはずですよね。 しかし実際に日本人で英語サイトを作っている人はほとんど聞いたことがありません。 理由ははっきりしています・・・ だから大抵の人は英語のサイトを作ると聞くと、「無理無理!俺に出来る訳ないじゃん。」と、完全な拒否反応を起こすようです。 しかし断言します。 もしあなたに中学生レベルの英語力があるのであれば、英語サイトを作ることが可能です。
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