中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

三重県が立ち入り調査へ 点滴後の患者死亡問題

2008年6月11日 06時17分

 三重県伊賀市の整形外科「谷本整形」で点滴を受けた患者14人が体調を崩し、女性1人が死亡した問題で、三重県は11日、同医院に立ち入り調査し、原因究明を本格的に進める。

 県は14人以外に、過去に同じ点滴を受けた患者がいないかどうか確認して医師や看護師ら関係者から事情を聴く。また10日に谷本整形から提供された、鎮痛剤やビタミン剤の点滴サンプルの成分や細菌の有無などの検査を進める。

 県警は亡くなった伊賀市の市川満智子さん(73)の司法解剖を行い、死因や点滴との因果関係を調べるとともに、同医院から提出された資料などの解析を急ぐ。

(共同)
 

この記事を印刷する

広告