炎上する航空機(スーダンテレビの映像から)=AP
【ナイロビ=古谷祐伸】スーダンの首都ハルツームの空港で10日夜、スーダン航空機が着陸後に炎上、多数の死者が出ている。AFP通信などは乗員乗客217人のうち、100人以上が死亡したと伝えた。当時は天候が悪かったというが、原因ははっきりしていない。
同機はエアバス310型機で、シリアの首都ダマスカスからヨルダンの首都アンマンを経由してハルツームに向かっていたという。大半がスーダン人だった模様だが、日本人乗客がいたかどうかは分かっていない。着陸後、駐機場に向かうための操縦士と管制官との交信の後、エンジンの一つが爆発した可能性があるという。
スーダンでは5月、南部で飛行機が墜落、乗っていた要人ら20人以上が死亡する事故も起きている。