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パンダ1頭、がれき下で死ぬ=保護区で飼育舎新築へ−四川大地震

6月10日21時0分配信 時事通信


 【成都10日時事】新華社電によると、中国四川省※(※=サンズイに文)川県臥竜自然保護区にある中国パンダ保護研究センターで、四川大地震後に行方が分からなくなっていたパンダの「毛毛(マオマオ)」(メス、9歳)が9日、がれきの下で死んでいるのが見つかり、10日に埋葬された。飼育パンダが地震で死んだことが確認されたのは初めて。
 臥竜は「パンダのふるさと」と呼ばれるが、同センターは地震で職員5人が死亡し、飼育舎も大きな被害を受け、四川省以外への移転も検討されているとの報道もある。
 同センターの李徳生副主任は「臥竜から移転することはない」と強調。「現在、飼育舎がある核桃坪は土地が狭く、余震で2次災害が起きる可能性もあり、再建には適しない。保護区内で場所を探して、パンダ園を新築する」と話している。 

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最終更新:6月10日21時4分

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