
工場内を見学する韓国の視察団=高松市香南町
韓国からの修学旅行を誘致しようと、香川県内の観光関連団体などが招いた韓国の旅行代理店関係者ら12人が10日、県入りし、製麺(めん)工場などを視察した。
国土交通省が2003年度から進めている「ビジット・ジャパン・キャンペーン」事業の一環で、高松観光コンベンション・ビューローなどで構成する高松観光交流推進協議会が視察団を招へい。今回は、高知県と連携して四国を旅行先とするプランを提案した。
ソウルからの直行便で高松空港に降り立った一行は、この日、ホテルレオマの森(丸亀市)や五色台などを訪問。このうち高松市香南町の石丸製麺では、半生うどんの製造工程を視察。さぬきうどんの歴史について理解を深めながら、県産小麦「さぬきの夢2000」を使ったうどんを試食、讃岐の味に舌鼓を打った。
一行は3泊4日の日程で、香川、高知両県に滞在。11日は、金刀比羅宮や瀬戸大橋記念館などを訪れるほか、うどんの手打ち体験を行った後、高知県入りする。