10日、地震による土砂崩れでできた唐家山のせき止め湖で排水作業が続けられているが、監視をしている担当者の報告によれば、現在、ダム本体に亀裂が生じているという。写真は同日午前9時の唐家山せき止め湖。

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<四川大地震>排水中の唐家山せき止め湖、ダム本体に亀裂
2008年6月10日、新華網によれば、四川大地震による土砂崩れでできた唐家山のせき止め湖で排水作業が続けられているが、せき止め湖を24時間態勢で監視している担当者の報告によれば、現在、唐家山せき止め湖のダム本体に亀裂が生じているという。

作業により排水量が増加し、当初の毎秒100立方メートルから、10日9時頃には毎秒1210立方メートルに増加。水位は、10日午前1時30分の743.1mという最高水位から、午前9時頃には742.18mにまで下がった。唐家山せき止め湖排水観測指揮センターによれば、唐家山下流の観測地点におけるデータでは、10日午前9時の水流量は毎秒1710立方メートルだったが、9時30分には毎秒2400立方メートルに増加、9時55分にはさらに増え、毎秒3240立方メートルにまで増えているという。

遠隔監視システムのスクリーンには、土砂で濁った大量の水が流れ出る様子も映し出されており、水の流れによって山肌が崩れているのがわかるという。(翻訳・編集/岡田)
2008-06-10 17:28:46 配信

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