始めまして。
仕事で、OS/2をファイルサーバーとして使用しています。
現在、Windows2000を使用して、そのOS/2の共有フォルダーに接続して使用しているのですが、このパソコンも古くなり、PCの買い替えの打診の話が上がっています。
そこで、新しいPCはWindowsVistaになると聞いたので、個人所有のPC（Vista）から接続できるか確認して見ました。
すると、「ログオンに失敗しました・・・」と出て接続できませんでした。
この原因を探して、WEBで調べたら、”認証レベル”に問題があることがわかりました。
そのWEBでの説明の通り、「Lv3.NTLMv2のみ」を「Lv0.LM/NTLM」に変更してみたのですが、これでもダメでした。
ちなみに、Windows2003Serverでも、同じ原因（？）でログオンできなかったので、上記の認証レベルの変更をすることで、ちゃんとログオンできて、共有フォルダーも使用することが出来ました。

どなたか、VistaからOS/2の共有フォルダーへの接続方法をご存知の方が折られましたら、ご教授いただきますようお願い致します。

YAMAHIDE

VistaからOS/2への接続ですが，当方も
- Vista Home Premium (x32) → OS/2 Warp 4.52
- Vista Business (x32) → OS/2 Warp 4.52
のいずれも成功していません．もちろんVista側はセキュリティポリシーで認証を最下位のLM.NTLMにした上で，です．(もしかしてOS/2 peerってLM認証でもなくて平文なのか…？とか思ったりして．iptraceでパケットをキャプチャしてみればわかるかしら…)

なんとかならないかと海外フォーラム等も漁りましたが，
「接続できる(はずだ)．」
という話もあれば
「どうやってもダメだよ．Vista SP1を待つべ．」
という話もあって，私個人の感覚としてはどうも後者が真のような気がしています．

というわけで，今すぐにVistaとOS/2でファイル共有を行いたいのであればOS/2標準のファイル共有機能は諦めて，代わりにSamba for OS/2を使うしか手はなさそうです．残念ながらOS/2版はWAVE DASH問題(aka ま〜りんちゃん問題)が解決しておらず「〜」など一部の文字を含む日本語ファイル名の扱いに難アリですが，とりあえずは
- NetDrive + samba pluginでOS/2→Vistaアクセス
- Samba server for OS/2でVista→OS/2アクセス
の双方とも手元で動作確認は取れております．

そいやぁ Linux(Ubuntu)からも　OS/2ドライブが見えないって問題があったりするんですが、Samba server for OS/2 でなんとかなるかも？

ところで Samba server ってどれくらいメモリとか食うんでしょう？現在の OS/2マシンには 384MB しか入ってないからなぁ。それ以前に CPUの非力さの方が問題な気がしなくもないですが(^_^;

早速、ありがとうございます。
やはり、ダメなんですね・・・
それから、Vista SP1 をインストールして試してみたのですが、やはり同じですね。
Samba for OS/2 について、存在を知りませんでした。
これから、調べてみます。

ありがとうございました

大元のSambaの情報(Samba-JPですが)を検索してみると...

Vistaとの接続の場合、ネットワークのセキュリティポリシーの
関係から、「NTLMv2応答のみ送信」だけでは接続が不可能な場合
があるようです。条件もあるようなので、一度自分の環境と照らし
合わせてみる事をお勧めします。以下に私が参照したPDFのURLを
記述します。

→http://www.osstech.co.jp/_media/techinfo/seminar/osstech20071002.pdf

他にも「コマンドプロンプトでnetコマンド使うとOK」
ともあるので、まんざら接続ができない訳ではないとの
事らしいです。Samba自身も開発しながらの公開なので、
過渡状態にあるのかもしれず微妙ですが、他の場所にも
ヒントがあるかもしれません。

残念ながら、私自身が確認が取れない状況なので、信憑性云々
を言える立場では有りませんが、一参考情報としてみて頂ければ
と思います。

それと、Samba-3.2.XからはLANMANがサポートされなくなる
様です。このため、UNIXであれ、何であれ、Sambaを相手に
するOS/2からのファイルサーバアクセスには注意が必要と
される場面がありそうです。

我が家のWORKGROUP環境ですと，常駐する2つのデーモンnmbd(ネームサービス)とsmbd(ファイル/印刷サービス)が，無負荷の状態でそれぞれ約3MBと4MBほど食っています。

ちなみにFAQにもあるように，serverとしてはパフォーマンスは悪くありません。安定性も(NetDrive+Samba client pluginのクライアント側に比べたら遙かに)良い感じです。そもそもOS/2 peerのあの起動の遅さがないだけでも気分的にスッキリしますw

Samba serverとしての明らかな問題は，先にも書いたま〜りんちゃん問題ですね。コード変換にiconvを使っているのなら割と簡単に逃げられるんですが，OS/2版はiconvの代わりにOS/2のUnicode APIを呼んじゃっているので…。

当方netコマンド派ですので，件のVista→OS/2アクセス試行錯誤においては常にnetコマンドでトライしておりましたが，ダメでした。net viewもnet useも「システムエラー5が発生しました。アクセスが拒否されました」となります。


…って書きながら手元で追試をしていたんですが，
…あれ？
…guestだとアクセスできるような？


OS/2側でユーザーアカウントがたとえばachainとguestの2つのみ存在する状況，すなわちWinXP→OS/2 peerなら
　net use \\svr\share1 /user:achain
で接続できる状況で，Vista→OS/2 peerだと同じコマンドでも前述の通り「アクセス拒否」となりますが，ここで
　net use \\svr\share1 /user:guest
とゲストを名乗ってみたり
　net use \\svr\share1 /user:acha
と存在しないユーザー名を与えてみたら，何故か「コマンドは正常に終了しました」になりました。

うーむ…。

と言うわけで，guestにフルアクセスを与えておけばVistaからOS/2 peerに対し自由に読み書き可能っぽ。まぁ個人環境ならではの回避法で，職場などではこれだとマズいでしょうけど。