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トヨタ:HV豪生産、2010年に開始 奨励金35億円、豪首相が表明

 来日中のケビン・ラッド豪首相は10日午前、名古屋市内で渡辺捷昭トヨタ自動車社長と共同会見し、トヨタが10年初めに豪州で中型セダン「カムリ」のハイブリッド車(HV)の生産を開始すると発表した。豪州でのHV生産は初めて。生産台数は年間1万台。ラッド首相は豪州政府がトヨタに対し、環境に優しい車の開発・生産を奨励する「グリーンカー開発基金」から3500万豪ドル(約35億円)を支出することも明らかにした。

 昨年12月に発足したラッド政権が、国内産業や環境技術の育成を図るため、HV生産を打診していた。カムリなど年間15万台を製造する生産子会社の豪州トヨタ・アルトナ工場で生産する。

 名古屋市中村区のミッドランド・スクエアのトヨタ名古屋オフィスを訪れた後、会見したラッド首相は「国内でのHV生産は、消費者、温室効果ガスの削減に貢献する重要なプロジェクトだ」とトヨタの決定を評価した。渡辺社長は「HVの普及に努め、豪州の環境に貢献したい」と述べた。【中井正裕、米川直己】

毎日新聞 2008年6月10日 中部夕刊

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