失血死4人、全員一突き 秋葉原の殺傷事件東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、警視庁万世橋署捜査本部が死亡した7人を司法解剖した結果、男女4人はダガーナイフで刺されたことによる失血死で、男性3人はトラックにはねられて全身を強く打つなどしたのが死因だったことが10日、分かった。 失血死した人たちの刺し傷は1カ所で、殺傷力の高いナイフで一突きされており、捜査本部は派遣社員加藤智大容疑者(25)=静岡県裾野市=が強い殺意を持って次々に通行人を襲ったとみている。 捜査本部は同日、背中を刺されて重傷を負った女性(24)に対する殺人未遂容疑で加藤容疑者を送検した。 また、捜査本部は9日に加藤容疑者の自宅を家宅捜索し、凶器のダガーナイフなどが入っていたとみられるナイフの空き箱3個、特殊警棒の空き箱などを押収した。刃物はなかった。 加藤容疑者は「事件の前日に秋葉原でパソコンやゲームソフトを売った」と供述しており、自宅にパソコンはなかった。
【共同通信】
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