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B型肝炎ウイルス、警視庁が救助者に検査呼びかけ

6月10日12時36分配信 読売新聞


 東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、警視庁は10日、死傷した男性14人の中にB型肝炎ウイルスの感染者がいることを明らかにした。

 同庁は、この被害者の身元などを明らかにしていないが、現場で救助にあたった人に感染する恐れがあることから、救助活動を手伝った人に病院で検査を受けるよう呼び掛けている。

 B型肝炎は、ウイルスに汚染された血液や体液を通じて感染する。厚生労働省によると、救助者の手などに傷がある場合、感染者の血液に触れて感染することはあるが、可能性はきわめて低いという。

 検査で感染の有無が分かるのは、感染から通常2〜3か月後。感染しても肝炎を発症しない場合もあるが、慢性肝炎などになることもある。

最終更新:6月10日13時26分

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